トスカーナなんかこわくない2

キアンティルフィナヴィッラディヴェトリチェ2015アツィエンダアグリコーラグラーティDOCGキアンティルフィナ

 

キアンティ ・ルフィナ ・ヴィッラ・ディ・ヴェトリチェ2015アツィエンダ・アグリコーラ・グラーティ DOCG(デノミナツィオーネ・ディ・オリージネ・コントロッラータ・エ・ガランティータ)キアンティルフィナ

 

・・・・・・長い。

これってキューピーコーワゴールドアルファプラス

みたいな。

 

ただまあキューピーコーワゴールドアルファプラス

は元々がキューピーコーワで次に新商品としてキューピーコーワゴールドが出て次に新商品としてキューピーコーワゴールドアルファが出て次に新商品としてキューピーコーワゴールドアルファプラスが出て、てな感じでどんどん後ろに継ぎ足していったんだろうと想像つきますが、キアンティ ・ルフィナ ・ヴィッラ・ディ・ヴェトリチェ2015アツィエンダ・アグリコーラ・グラーティ DOCG(デノミナツィオーネ・ディ・オリージネ・コントロッラータ・エ・ガランティータ)キアンティルフィナは造り手はアツィエンダ・アグリコーラ・グラーティというワイナリーで2015年収穫のキアンティ ・ルフィナ ・ヴィッラ・ディ・ヴェトリチェというワインでデノミナツィオーネ・ディ・オリージネ・コントロッラータ・エ・ガランティータ(政府認可証明シール付原産地統制呼称)(DOCG)はキアンティルフィナであることを謳っているだけなので何かの新商品もしくは派生商品だから名称が長くなった訳ではないのです。

 

イタリアのワインだから名称が長いのです。

 

まあフランスのワインでもこういうの稀にありますけどね。

 

キアンティルフィナヴィッラディヴェトリチェ2015アツィエンダアグリコーラグラーティDOCGキアンティルフィナボトル

 

 

 

 

 

 

 

キアンティルフィナヴィッラディヴェトリチェ2015アツィエンダアグリコーラグラーティDOCGキアンティルフィナエチケット

 

 

 

 

 

 

 

さてテイスティングコメントですが、パスします。

どうもこの評価のしようがないと言うか。スーパーのワイン売り場とか、明らかに保存状態どうなの?と言いたくなるような所でもへっちゃらで購入しちゃう顧問ですが、流石にこれは?と言いたくなる環境のワイン売り場で買っちゃったんでね。

地方都市によくあるでしょ。◯◯市場という名称で豊洲とか築地のミニチュア版みたいな所。基本卸機能だけど、エンドユーザーもウェルカムみたいなね。その中の一角の酒屋さんで買ったんだけど。

へっちゃら顧問でもこれは大丈夫かな?とか思いながら購入したのである意味「やっぱりかー!」

そう思ったら買わなきゃいいのに、とお思いでしょ?

 

だって安かったんだもん。

 

キアンティルフィナヴィッラディヴェトリチェ2015アツィエンダアグリコーラグラーティDOCGキアンティルフィナグラス

 

 

 

 

 

 

 

そゆ訳で再購入してリベンジしようと思います。(注1)

このリベンジには以下の方針で臨みます。

 

①実店舗で買わない

②ネットで買う

③エ、エ、エノテカ通販で買っちゃうかも!

ワイン通販 エノテカ楽天市場店

 

 

④飲もうと決めた日の前日に抜栓、1日放置

 

ここまでやってもダメダメだったら、ボトルコンディションの問題じゃなくワインの個性なんだと断じよう。

そんときゃ、潔くマリアナ海溝に底に沈みますぶくぶく。

 

 

 

(注1)こんな書き方をすると次の投稿でアップしそうなもんだけど、忘れた頃に登場する可能性もある。油断ならないブログです。顧問のブログは。

【2018年11月23日公開 消費税8%】

 

 

 

この後リベンジしました(実は美味しいワインでした)その記事はこちら

【2019年2月23日追記】

 

 

 

 

 

ボルドーなんかこわくない

シャトーカランドロー2000

シャトーカランドロー2000

買ったのはフーズマーケットセレクション青葉台店というCGCグループの中の一店舗。

一度、目にした後ネットで価格調査して、決して高くないことを確認。でもどこのネット酒屋さん見ても2000年は完売。になっていました。

売れ残り?へっちゃらさ!

ためらったりしないさ!

 

買いました\(^^)/

笑かしてくれそうだから

世界にワインマニア数多くいらしゃる中で、笑えるか笑えないか、を購入理由にするシトって顧問以外に居ないでしょう?いらっしゃったら名乗ってちょうだいお目文字いたしたく候。

シャトーカランドロー2000ボトル

 

 

 

 

 

 

 

シャトーカランドロー2000エチケット

 

 

 

 

 

 

 

エチケットの槍投げなデザイン。文字だけで充分でっしょフン、の接客態度。でもってACボルドー。「どこの馬の骨」感が燦然と輝いてますね。これで金賞でも取ってれば完璧ですね。どこから食いついても笑えそうなそこはかとない風情。

 

余談ですが「お前のブログ、余談しかねえだろう」

どうどう。こらえてちょーだい。

で、余談ですが、ACブルってそれなりのブランド感がありますがACボルドーって「馬の骨」感がハンパなく急上昇しますね。こう思うの顧問だけですかね?ところがヴィンテージは2000年じゃねえすか?

由緒正しき馬の骨ってとこですかね。

ワイン兇徒間ではボルドー2000年神話ってあるでしょう?「例外なく美味しい」みたいな。

ただグッドヴィンテージたって、

「そりゃある程度のグレードのワインの話でしょ?ACボルドーでも長期熟成するのかあ」という疑惑。

 

安ワインでも2000年のオーラは放つのか?

この今世紀最大の謎に挑戦すべく顧問は立ち上がりました。

 

馬の骨ちゃんカモン

 

シャトーカランドロー2000グラス

 

 

 

 

 

 

 

シャトーカランドロー2000ディスク

 

 

 

 

 

 

 

 

テイスティングコメントでつ

アッサンブラージュはメルロー60%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%、カベルネフラン10%。色は照りのある青みのとれたきれいなレンガ色。コアに黒い凝縮が見られるが、リムに向かって透明感が増してくる。レンガ色のエッジ。レッグスの落ち方がとぉ~~~~~ってもゆっくり。強い粘性。プラム付近の果実の香りもあるが、香りの前面に立つのは腐葉土の熟成香。メルローだなあ。味わいは生き生きした酸味、ヴェルベッットのようなすべらかなタンニン。複雑な余韻がとても長く続く。豊かなアルコール感と相まって全体の印象は力強いボディ。うみゃい。

褒めすぎかな?でも1300円台でこんなのを出されちゃ褒めたくもなるてもんでさ。

イ〇〇グループとかセブン&〇グループとかの大手の系列スーパーよりも、ボランタリーチェーンの1店舗で、高級感なんかかなぐり捨てた(身も蓋もない)系のスーパーってこうゆう掘り出し物があるからね。素通りできませんですよ旦那。

というわけで安ワインでも長期熟成する

 

場合もある

 

ということでお後がよろしいようで。

 

 

—–仲入り—-

 

 

仲入り後だからまもなく真打がっ!

いやー??どうかなー??

次の更新お楽しみ!

【2018年10月7日公開 消費税8%】

 

 

 

 

 

西ケープ州なんかこわくない

スタークコンデヴィンヤードセレクションカベルネソーヴィニヨン2016

スターク・コンデ・ヴィンヤード・セレクション・カベルネ・ソーヴィニヨン2016

後ろ姿が美しい女性っておらしゃりますよね。

というか人種、年齢、出自、性格、全て関係なく、全ての女性は後ろ姿、素敵だと思ってます(暴論承知反論無視)

なんの振りなのかというとワインの裏のエチケットの話。(無茶振り承知反感無視)

女性の後ろ姿に比べてワインの裏エチケットって、しょうもないの多いですよね。どうかすると裏エチケットは家電の取説みたいに無味乾燥なのとか、貼ってないのとか。

そんな中でも裏エチケットで好印象だったワインを紹介しますね。

スタークコンデヴィンヤードセレクションカベルネソーヴィニヨン2016ボトル

 

 

 

 

 

 

 

スタークコンデヴィンヤードセレクションカベルネソーヴィニヨン2016エチケット

 

 

 

 

 

 

 

スタークコンデヴィンヤードセレクションカベルネソーヴィニヨン2016エチケット2

 

 

 

 

 

 

 

英語が優しーい。中学で習った英語で行けそう。

Stark-Condé

Vineyard Selection

CABERNET SAUVIGNON 2016

Stark-Condé Wines is a family-run winery dedicated to making quality wines. Our Vineyard Selection Cabernet Sauvignon is made from grapes from premium Coastal Region vineyards. An elegant, full-bodied Cabernet with classic dark berry and cassis aromas. Palate-pleasing flavours of black currant, sweet cherries and mild oak spices, rounded off with fine tannins.

 

スターク コンデ

ヴィンヤードセレクション

カベルネ ソーヴィニョン 2016

スターク コンデのワインはもっぱら本当(ンとう)にいいワインを作る、主人と家族とちいとばかりの奉公人だけのちいせえ家(や)で商(あきな)って参(めい)りました。手前どものカベルネソーヴィニョンヴィンヤードセレクションは(南アフリカ西ケープ州の)海(うみ)ん近くの本当(ンとう)にいいぶどう畑でつくったもんでございやす。ブラックベリーや黒すぐりの香りがする品(しん)のいいフルボディのカベルネソーヴィニョンで拵(こしれ)えたもんです。良(い)いタンニンの連れとして黒すぐり、甘いイチゴ、柔らけえオーク樽の樽香なんてェ奴らが揃っとりやして、全体の器量をまとめとりやすへい。

 

以上、昭和期に於ける江戸弁の継承研究家である(注1)顧問の翻訳でした。

意訳もいいとこですな。

Coastal Regionなんて南アフリカの原産地統制呼称の1区分なんて江戸弁にしようもないやね。(注2)

でも大意は外してないでしょ?(注3)

さてテイスティングコメントですが裏エチケットで香りも味わいもほとんど書かれちゃってるけど、付け足すならヴァニラの樽香とスパイシーな味わいかな。

スタークコンデヴィンヤードセレクションカベルネソーヴィニヨン2016グラス

 

 

 

 

 

 

 

スタークコンデヴィンヤードセレクションカベルネソーヴィニヨン2016ディスク

 

 

 

 

 

 

 

地図行っときます。

コースタル・リージョンはケープタウンの右、町で言えばステレンボッシュやパールなんていう町のあたり、一帯の地方のこと。(地図広げたり縮めたりして町の名前出してね)

 

ただ一つ疑問が

 

ブラックカラントとカシスって別のものだったのか?今回どちらも黒すぐりにしてはおいたけど。

文中カシス(cassis)とブラックカラント(black currant)が両方出てきて混乱してしまったので、念のため辞書を引いてみました。

(cassis)はフランス語。仏和辞書引くと「黒すぐり」とある。

(black currant)は英語。英和辞書引くと「黒すぐり」とある。

だよねえ、記憶違いじゃなかった。

なんでわざわざ英語と仏語両方書いてるんだ?

それとも(cassis)という果実が(black currant)とは別種として英語表現(cassis)として存在していると思ってるのかな?

辞書引いてかえって混乱してしまった。顧問の語学力ではこのへんが玄界灘。

 

そういう時は寝る

もとい

飲んで寝る

ぐびぐびスヤスヤ。

 

 

(注1)ぶっちゃけ落語ファンです

(注2)Region(リージョン、または地方)= 最も大きい原産地区分の中の一つ。原産地呼称コースタル地方、てな感じかな。

(注3)外してたらごめんなさい。ご指摘ありましたら是非お問い合わせページへ。

【2018年5月27日公開 消費税8%】

 

 

 

 

 

 

 

ジュブレ・シャンベルタンなんかこわくない

アルベール・ビショー・ジュブレ・シャンベルタン・ラ・キュベ・デュ・ジェネラル・ルグラン2011

アルベール・ビショー・ジュブレ・シャンベルタン・ラ・キュベ・デュ・ジェネラル・ルグラン2011

今回もブログタイトルは「ブルゴーニュなんかこわくない」は使いません。AOC(要は村の名前と考えといて)をまんま付けました。

そゆ訳で先に地図貼っちゃったりして。


ブルゴーニュの村名・・・・だとう貧乏人の癖にちょっと高めのワイン飲んだ自慢かい!

ちっ、顧問もヤキが回ったな。

とか思わんでください。これには深い事情がございましてね

アルベール・ビショー・ジュブレ・シャンベルタン・ラ・キュベ・デュ・ジェネラル・ルグラン2011ボトルアルベール・ビショー・ジュブレ・シャンベルタン・ラ・キュベ・デュ・ジェネラル・ルグラン2011エチケット

 

 

 

 

 

 

 

5000円を超えるような高額な、売れ残ったワインを特価で処分販売てのは、スーパーでよく見る光景だけど、デパートあたりに入っているワイン屋さんじゃあまり見ない光景ですね。

なぜかっていうと5000円を超えるようなワインは長期熟成する可能性があるわけで。

※無理して売らんで寝かせておくか、と言う判断もありなわけで。

スーパーってとこは鮮度と回転が全ての世界だから売れないでデカイ面しているワインとかは

許せない!

と思うのかね。どうなんだろう?本当スーパーって処分販売よくやってる。

さて今回のワイン様はそういうワイン様で、名をアルベール・ビショー・ジュブレ・シャンベルタン・ラ・キュベ・デュ・ジェネラル・ルグラン2011と名乗る売れ残り様。

アルベール・ビショー社では、ドメーヌ・デュ・クロ・フランタン、というドメーヌを所有していて、そのドメーヌ・デュ・クロ・フランタン、の昔の所有者がナポレオン1世の第1将軍、ルグラン将軍にちなんで造られるからこういう名前だって。

そんなトリビアな情報、ワイン名に付けちゃうところがフランスワインっぽいといやそうなんだけど、もっと正直な感想言うと

「長い名前だなあ( ̄^ ̄)めんどくさい💢」

名前も長けりゃ展示滞留期間も長いってわけで処分販売てなわけですな。

うまいっ!

でもね、ヴィンテージは2011年。これから飲み頃を迎えるって感じじゃない?どれ位売れなかったんだか知らないけどこんなのを処分販売するなんてね。スーパーってところは物を知らないというか何というか・・・まあだからハイエナ顧問が活躍できるんだけどさ。

という背景があってハイエナ顧問が約半額でゲゲトした例によって特価の部類のお品(¥5000台→¥2550)です。

アルベール・ビショー・ジュブレ・シャンベルタン・ラ・キュベ・デュ・ジェネラル・ルグラン2011グラスアルベール・ビショー・ジュブレ・シャンベルタン・ラ・キュベ・デュ・ジェネラル・ルグラン2011ディスク

 

 

 

 

 

 

 

粘性は強い。レッグスの落ち方がとてもゆっくりしている。ピノ・ノワールにしてはガーネットに近い濃い色だがレンガ色にも近付いている。熟成を感じる色合い。(2011年だけど!)ブルーベリーやプラムの香り、ナツメグも感じる。ふくよかな甘み、ソフトな酸味、スムーズなタンニン。白ワインのような微かな苦味がアクセント。

とても美味しい。文句なしに星4つ。

とても美味しかった。めでたしめでたし。

 

なんだけど、読者の皆様にご忠告申し上げます。

これたまたまだからね。

はっきり言って博打です。

 

白っぽい店舗証明ピッカピカ、温度管理、湿度管理まるでなし、の状態で長期間展示して挙句、売れ残る。(スーパーで売れる価格帯じゃないんだろうよ)

 

こんなんだもん劣化しててもおかしくない!

 

でもこのワインは劣化してなかったですよぱちぱち。たまたまね。

ここでハタ、と気付くわけです。

スーパーってところは物を知らないんじゃなくて

自分の店の限界と購買層をよく知っているんだということを。

 

「寝かしたくてもその環境がそもそもないのさっ」

「寝かしといても将来にわたってもうちの客でこんなのを買う客なんて現れないのさっ」

 

って、言いたいんだろうね。ああ可哀想。

【2018年1月28日公開 消費税8%】

 

 

 

 

 

サン・テミリオンなんかこわくない

今回はAOCサン・テミリオングランクリュのシャトー・ラ・コンフェッション2013

 

で、まあこのワインのことをあれこれ書く前にですね、ちょっとしたニュースを

祝YouTube視聴回数1000回

わたくしのYouTubeチャンネル『顧問 winevinvino』が視聴回数1000回を獲得しました。

            

  顧問 winevinvino

          ↑

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・??

ゼロ2つばかりまちげてねえか?

まちげてねえす。

 

まあ顧問の動画なんてこんなもんですよ。

逆にワインのサーブだの辛口オリーブオイルのレシピだの地味な動画ばかりで1000回行っちゃうほうが驚きですね。

しかもアップした動画たったの14個ですよ。

一方このブログはどうかというと38個も記事書いてるのに・・・

悲しくなるから出したくないので出さないけれど数字で言ったら

同じような時期に始めてたったの〇〇〇〇PVですよあうあう。

 

しかも色々研究してワイン買って写真撮って

セラーで保存して抜栓して写真撮って香りを感じて言葉におきかえて書いてワイン回して変化した香りを感じて言葉に置き換えて書いて味わって果実味、甘味、酸味、タンニン、を言葉に置き換えて書いてアフターがどんなだか書いてアルコール感の強い弱い書いて全体の印象を書いて(注1)

そんなんで出来た自分の書いたテイスティングノートを推敲して記事にして写真アップして地図貼り付けて寒くて残念なギャグをひねり出してブログにまとめて

精魂込めて作ったブログが〇〇〇〇PVですよあうあう。

一方YouTubeの方はただ撮って(多少編集はしてるけど)UPしただけ。ワイン系の動画はこのブログに全て貼り付けてるのでそれ以外をご紹介しますとですね。

 

例えばこんな動画

あるいはこんな動画

 

ね!毛抜きでしょ。違う違う手抜きでしょ。見てくださってる方ってどんな方なんでしょ。

さてワイン。今回のワインは

サン・テミリオン!

グランクリュクラッセ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フロンサックとかコート・ド・カスティオンとかの周辺の田舎じゃなく本物のサン・テミリオン!

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たまには安ワイン以外も飲みます。

だってワインマニアだからごくごく。

たまにはブログでもYouTube並みに手抜きすることにします。

だって不人気ブログだからフンッ。どうどう。

美味しい。ぐびぐび。

 

 

(注1)スマートなとか、グラマーなとか、骨格のしっかりしたとか、力強いとかそんないいかたしますね。

(後記) 本当はここで終わればスマート???なんだろうけど取りあげたワインをリピートするかどうか自分のための忘備録の意味もあるのでテイスティングメモを。買ったのはコストコ。相場の30%以上の値引き。超特価の部類かな。アッサンブラージュはメルロ40%、カベルネ・フラン40%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%。透明感のある明るいルビー色。強い粘性。レッグスがエッジの手前で一時停止してさらにゆっくり落ちてゆく。こんな落ち方するのは初めて見た。香りはカシス、プラム、ダークチェリー。第二アロマにバターの甘い香り。味わいはほのかな甘み、さわやかな酸味、とてもスムーズなタンニン。アルコール度数13%のわりに軽いアルコール感。スマートなボディ。うみゃい。星よっつ。

【2017年10月8日公開 消費税8%】

 

 

 

 

 

エチケットが可愛いからなどという理由で買ったワインなんかこわくない

くずまきワインフォーレボトル

くずまきワイン Forêt フォーレ 赤

今回は岩手県のワインで

で、今回このワインを買った理由は・・・・・

タイトル通りです。

エチケット(注1)のリスさんが可愛いから買いました。

 

 

ちっ、顧問もヤキが回ったな。

 

 

とか思わんでください。深い事情がございましてね。

顧問はいろいろ弱いものがあるのは読者の皆様、ご存じだと思うんですが妻にもとても弱いんですよ。

いやあの恐妻家という意味じゃなくてね、とても愛しているんです。(注2)

だから「可愛いから買って」

とか言われると買っちゃうんです。

近所のスーパーですヤオコーさんです。

 

くずまきワインフォーレエチケット

 

 

 

 

 

正直あまり期待してなかったですよ。

でもスクリューじゃなくコルクなんだねえ、とか思いながら抜栓して。

くずまきワインフォーレ

 

 

 

 

 

 

 

可愛いリスさん見ながらサーブしてグラス回してみて

え?

色を確かめて

え?

粘性を見て

え?

味わってみて

え?え?え?

本格派じゃないの!

くずまきワインフォーレグラス

 

 

 

 

 

 

 

くずまきワインフォーレディスク

 

 

 

 

 

 

 

失礼しました。正座して飲みます。

まとめると

輝きのある濃いガーネット。コアに黒味を帯びた凝縮が見られる。粘性はかなり強くレッグスの落ち方がとてもゆっくりしている。香りはカシス、ブルーベリー、ヴァニラの樽香、アフターで胡椒系のスパイシーさ、がやってくる。味わいは豊かな果実味と一体感のあるタンニン(ユルユル系のタンニンじゃない、けど荒々しくもない)ほのかな甘味。余韻長い。豊かなアルコール感。力強いボディ。

改めてブドウ品種を見てみたら

【山ぶどう】だって

ふううううううううん・・・・・・へえええええええええ・・・・・・

ピノ・ノワールとかエレガンス系のメルローみたいなワインなのかなという第一印象を思いっきり裏切ってくれて

むしろカベルネ・ソーヴィニヨンに近くないか?

感動の熱冷めないうちに地図貼り付け

 

 しかしこのエチケットと実際のミスマッチは何なんだろう?気になってネットの楽天市場内のワイナリー直送・直営の公式通販店舗に載っている宣伝文を拾ってみると

【山ぶどうは体にもおいしい!】

○山ぶどう原液にはポリフェノールがいっぱい含まれています。山ぶどうの濃い赤紫色は、抗酸化物質ポリフェノールのアントシアニジンによるものです。
○アントシアニジンは、活性酸素の生成を抑え血液をサラサラにし、また血圧をさげるとも言われています。
○鉄分が豊富なので、貧血の方にも最適です。

○リンゴ酸を豊富に含みます。リンゴ酸等の有機酸は、カラダの代謝を活発にし、疲労回復をたすけます。

 

え そこ?

そこなの?

この宣伝文とリスさんじゃこのワインを「おいしい」と言いそうな

タイプ寄り付かないよ・・・・・

どんなタイプかって言うと

 

①安ワインへの暑苦しい情熱を持った

②ボージョレ・ヌーボーをボジョレ・ヌボーとか言っちゃう

③カヴァのことをカヴァと書かずカバとこだわる

④変にワインずれした

⑤痛風スレスレの尿酸値の

⑤酒臭い

⑥じじいの

⑦経済的に恵まれない

⑧窓際閑職サラリーマン

であるところの

 

顧問みたいなワイン馬鹿。押忍。

 

つまり

 

そういうやつら来てほしくないんだよ。しっしっ

 

って株式会社岩手くずまきワインは言いたいんだなきっと。

ああむかつく。

 

 

(注1)ワインのラベルのことをエチケットétiquetteというのは。仏和辞典でも引いてもらえれば一発だけど。元々の意味は広く札の意味。ここから荷札とか公の席で着席する序列などの情報を書き記したものとか(席札ですな)、そこから順番やルールを守るというような礼儀作法としての意味が派生したとのことです。

(注2)何か?

【2017年7月22日公開 消費税8%】

 

くずまきワイン フォーレ 赤
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dtmn2033-22

 

 

 

 

 

ピエモンテなんかこわくない

ミケーレキャルロバルベーラダスティレオルメ2014

ミケーレ・キアルロ レ・オルメ バルベーラ・ダスティ[2014]

最近ブログを読み返してふとおもったのですが、ピエモンテ州のワインを取り上げたことなかったんだな。と、気付いてしまった。

イタリアワイン色々取り上げときながら、どうしたことか?

まあ理由は簡単ですよ

ピエモンテといえばネッビオーロ。ネッビオーロといえば

高い
したがって買う頻度低い
したがって絶対量すくない
したがってブログ記事にする機会を失する(注1)

ブドウ品種≒高い
なんてなネッビオーロ位でね

例えばカベルネソーヴィニヨン
5大シャトーやナパのやたら高いのからチリカベ(注2)までピンキリだし

例えばメルロー
帝王ペトリュスからチリメル(注3)までピンキリだし

例えばピノ・ノワール
神の領域DRCからチリピノ(注4)までピンキリだし

白ワインのシャルドネもムルソー(コシュ・デュリの・・・とか・・)なんて高いのからチリシャブ(注5)までピンキリですね。

大抵のワインは何万、何百万するのから1000円切るワインまで色々あるわけですわ。ところがネッビオーロだけは1000円切るワインがない。

普通ワインてのは品種で価格が変わるわけではなく、育った環境で(地域とか気候とか作り手)で大きく価格が変わるわけなんだが、ネッビオーロの奴だけはそもそも人種が違うと言いたいわけだ。

 

お生まれが違いますのよっ!オホホホ!

 

と言ってるわけだああむかつく。

でもねー、むかつくけど美味しいんですよバローロもバルバレスコも。なんとかしてネッビオーロ種で(安くて)美味しいのないものかと苦慮黙考呻吟熟慮していた顧問が、会社帰りの駅の途中のカルディコーヒーファーム西船橋店に立ち寄ったとおもいなせえ

ああっ!ミケーレ・キアルロだっ!ここのバローロは美味しかった!

バルベーラ・ダスティ?なんだそりゃ?(注6)

DOCGでないの!

あわててスマホで調べたら

バルベーラってブドウ品種なのね

高品質が認められて最近DOCからDOCGに昇格したのね

このさいピエモンテ州のワインならネッビオーロ以外でもいいから試してみようじゃないの

買いました。

ミケーレキャルロバルベーラダスティレオルメ2014ボトル

 

 

 

 

 

 

 

ミケーレキャルロバルベーラダスティレオルメ2014エチケット

 

 

 

 

 

 

 

 

地図貼り付けますね。

トリノの南東82km、アスティの南東28km
DOCG バルベーラ・ダスティ地域内にあるニッツァ周辺にはバルベーラ種の葡萄畑が広がり、ピエモンテでも有名な赤ワインの生産地。(出典イタリア政府観光局・ニッツァ・モンフェッラートとバルベーラ)とあって

作り手ミケーレキャルロはニッツァ・カレッリにあるので

だいたいこの地図のど真ん中あたりでしょう。

ミケーレキャルロバルベーラダスティレオルメ2014グラス

 

 

 

 

 

 

 

 

ミケーレキャルロバルベーラダスティレオルメ2014ディスク

 

 

 

 

 

 

 

青みの強いルビー色、いろいろなベリー系の香りと少しすみれの香り、ほのかな甘みとこなれたタンニン。若干のスパイシーさ。酸味は押さえめでよくできた白ワインのようなミネラル感がある。アフターに強く樽香。豊かなアルコール感。これだけいろいろな要素を盛り込んでいても、全体の印象はスマートなボディ。

いやあ美味しいっす。

ちなみに価格.comあたりで調べるとありますねえ1000円切ったワインが。そうこなくっちゃいけねえ、それでこそブドウ品種ってもんだ。ネッビオーロなんかに惑わせられない。バルベーラこそ赤ワインさ!

例えば仮に好きなほう飲んでいいよっってことになって、目の前にバローロリゼルヴァとバルベーラのグラス出されたら・・・・・・・

今までの顧問だったら迷わずバローロリゼルヴァに手を出していたろうけど、今日からの顧問は・・・・・・・・・

ミケーレキャルロ バローロ トルトニアーノリゼルヴァ2007
2015年4月に飲んだバローロ・リゼルヴァ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっぱりバローロリゼルヴァ選ぶに決まってんじゃないの。

高いワインは美味しいのだ!どすこい。

あーあ、身も蓋もない。

 

 

 

(注1)まさかと思いますが飲んだワインすべて記事にしてると、お思いじゃないでしょうね。記事で取り上げた本数×10位は飲んでますので。(記事数×10じゃないよ)

(注2)チリのカベルネソーヴィニヨン

(注3)こんな言葉ありません、間違っても使わないように。

(注4)チリのピノ・ノワール

(注5)こんな言葉もありません、間違っても使わないように。

(注6)どんだけ無知なんだか

【2017年6月10日公開 消費税8%】

 

ミケーレ・キアルロ レ・オルメ バルベーラ・ダスティ
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dtmn2033-22

イスラエルなんかこわくない

ヤルデンカベルネソーヴィニヨン2011

ヤルデン・カベルネ・ソーヴィニヨン2011

ヤルデンカベルネソーヴィニヨン2011ボトル

 

【イスラエルなんかこわくない】・・・・・・・・・・・・・って

いや、こわいです。本当は。
なにがってタイトルが\(゜o゜;)/ (注1)

【イスラエル】
ま、普通ですがな

【こわくない】
ま、これも普通ですがな

【イスラエルなんかこわくない】

とたんに「あわわわ」になるのは何故なんざんしょ??????

このヤルデンを作ったワイナリーがゴラン高原ワイナリーだすて。
ワイナリー所在地がゴラン高原だそうなのでこれに変えてみようかな-とは思ったけど

【ゴラン高原なんかこわくない】

いや、ちょっとちょっと

ある意味もっと「あわわわわわわ」

えーとGoogleあたりからタイトルだけでたどり着いた皆様。

勘違いしないでねー
ワインのブログですよー
政治的主張とかしてないですよー

ヤルデンカベルネソーヴィニヨン2011エチケット

 

 

 

 

 

 

 

一方エチケットに生産地ガラリアとか書いてあるから、使ってみようとすると。

【ガラリアなんかこわくない】

これもねーただの地名なのに
宗教っぽい香りがプンプンしますね。

まあこれはキリスト教をイメージする地名なんで、赤ワインはもともと
キリスト教と神話性高いんだから仕方ないかねー?
て、言ってる側から親和性と書こうとして神話性なんて書いてしまった。

もうビビりまくり。
何かちょっとした間違いでちょっとしない何かが起こりそっ!

で恒例の地図貼り付けですが。
ホントもうどうしようかな、止めようかな。
だってこんなんですぜ

地図にあるこの点点点点点点点点点点点点点点点点点点点点点点点点点

はなあに?

国連安全保障理事会が決議497でイスラエルの併合は○○○○○○○○○○○○旨を採択したという例の場所でしょか?

勘違いしないでねーワインのブログですよー

ヤルデンカベルネソーヴィニヨン2011グラス

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤルデンカベルネソーヴィニヨン2011ディスク

 

 

 

 

 

 

 

さ、さあ、気をとりなおしてテイスティングコメント行ってみようか

リムまで色がつまりコアに黒味を帯びたガーネット。強い粘性。
カシス、ブラックベリー、かなりはっきり杉のニュアンス、バニラの樽香。味わいは生き生きした酸味、アフターに(はっきり)甘さを感じるが、この酸味のおかげからか甘いのにくどくない。タンニンはヴェルヴェットのよう。
タンニンもこのクラスになるとはっきり「美味しさ」のプラスポイントになるなあ。

これ以上やってディスられると怖いので(注2)

筆を置きます。(注3)

ひやひや。

(注1)mixiのワイン日記時代からの読者の皆様、懐かしいでしょこの言い回し

(注2)今風の言葉知ってるでしょ。( ̄^ ̄)

(注3)昔風の言葉知ってるでしょ。( ̄^ ̄)

【2017年5月20日公開 消費税8%】


ヤルデン・カベルネ・ソーヴィニヨン
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ボジョレなんかこわくない

ルロワボジョレヴィラージュ2014

ルロワ・ボジョレ・ヴィラージュ2014
今回はボジョレで
AOCはボジョレ・ヴィラージュ

なぜボジョレなんかを買ったかの顛末なんですが

ボジョレ・ヌヴォーに反感を持っている(スノッブな)ワインマニアと同じように顧問もこいつには距離を置いておりまして。
※うん上手い言い方だ

「ボジョレ・ヌヴォー?けっ、あんなもんワインじゃねえや」
※だめだこんなストレートな言い方しちゃ(注1)

などとうそぶいて20何年。冗談でなくボジョレ・ヌヴォーなんて20年以上近く飲んでませんでした。

ただヌヴォーじゃないボジョレはたまに飲んでたりして、ガメイって葡萄品種は実はポテンシャル高いのかもしれないなとかは思ってました。

そんでもってエノテカですよ。品揃え?そんなことする気ねえよ、売りたいもんだけ売るんだよ的な高飛車な、じゃない高い理想をお掲げのラインナップが特徴のエノテカさんですよ。1月のとある月曜日のエノテカ柏高島屋フードメゾン流山おおたかの森店ですよ。

平日の休みってショッピングセンターも空いてて気分が良くて、
普段はす通りするエノテカさんすいよせられた顧問が居ると思いなせえ。

平日休みにうきうきするのは顧問だけでしょうか?

ルロワの5000円台のACブルと3000円台のボジョレ・ヴィラージュを見っけて。こんな低価格帯あるんだなあと非常に興味。エノテカのお姉さんに聞きました

「ルロワってたしかドメーヌものマダムルロワとメゾンもののメゾンルロワって2種類あったと思うんだけどどこで見分けるんですか?」
なんて見栄張っちゃってヤだね(^_^;。そもそもドメーヌものなんて(高いの)買うつもりもないのにね。

「メゾンもののだけです」
エチケット見りゃわかるじゃん、と馬鹿な客に言いたいなあ接客を伴う小売業のつらさよ的なお姉さんの暗い笑顔。

「えっ?ルロワにドメーヌものってないんでしたっけ」

「違います違います、私共の扱いがないんです。」

エノテカ全店そうなのかなあ?とクエスチョンは抱えつつ「ああなるほど」

ACブルを指さして「でこっちはピノ・ノワールで」ボジョレ・ヴィラージュを指さして「こっちはガメイね」

「はい」
最初から低価格帯が欲しいって言やいいのにめんどくさい客だこと、あーあ的なお姉さんの暗い笑顔。

「どっちが美味しい?」ACブル指さして「もちろんこっちだよねえ」

ここで事件が!

「いえ、こちらのボジョレ・ヴィラージュも美味しいですよ」

低価格のほうを勧められた!
戸惑ってたので迷ってると思われたのか

「ヌヴォーなんかとは全然別物ですよ」

買いました!

①2つの商品で迷っている客に低価格のほうをちゃんと評価する。
②相手が欲しがるだろう言葉でちゃんとダメ押し「ヌヴォーなんかとは全然別物ですよ」

えらい、あんたは偉い!
さすが高飛車じゃない、高い理想のラインナップ、エノテカさんの店員さんだあ。

冷やかしで帰られるよりましなので安い方を勧めたのかもしれないけれど、そうだとすると客を見る目も正しいわけで(金なさそう、無駄話だけして帰りそう)ますます偉い。

ルロワボジョレヴィラージュ2014ボトル

 

 

 

 

 

 

 

ルロワボジョレヴィラージュ2014エチケト

 

 

 

 

 

 

 

えーと、ここで・・・・・・・・・・地図貼り付けの前に・・・・・・・・・・
ここまでBeaujolaisをボージョレーとかボジョレーとかよく目にする
カタカナ表記を使わなかった理由をはっきりさせときますね。
カヴァじゃなくカバと書くことにこだわってる顧問だもの。(注2)

ボージョレーと表記するのが正しいのかボジョレーなのかボジョレなのか。

アラン・デュカス(注3)に言わせると Beaujolaisの最も近い片仮名表記は「ボジョレ」ですて。
ということで当ブログではボジョレと表記することに決定しました。
だって権威にすぐひれ伏す顧問だもの。

ちなみに Beaujolais nouveau は「ボジョレ・ヌヴォー」だそうです。

さて地図貼り付けに味をしめた顧問は今回も早速グーグルマップ貼り付け。
ボジョレてどこつったらこんなところ

 

漠然とボジョレを検索するとこの辺り。マコンとリオンの間ですな。ていうかフランスの地方都市の名前なんかより
スイスのジュネーブの近くといえば地理的感覚は掴んでもらえるかな。

で、ボジョレヴィラージュ(注4)つったらこのへん

ブルイィていうクリュ・ボジョレ(注5)の最南の村より下のあたり
※いやおおよそですよ、だいたいボジョレヴィラージュは北部38村に分散して存在してるし。
※ブルイィが出てこなかったら地図を拡大したりしてね。

ルロワボジョレヴィラージュ2014グラス

 

 

 

 

 

 

 

ルロワボジョレヴィラージュ2014ディスク

 

 

 

 

 

 

 

テイスティングコメント行ってみようか

コアからリムまで均一なルビー色。強い粘性。華やかな果実の香り、バニラ香
ガメイとは思えない力強いボディ、フレッシュな酸味、こなれたスムーズなタンニン。長い余韻。

ちょっとほめ過ぎかもしれませんけど、ボルドーやブルゴーニュの変な3000円台買うより断じてお得だと思う。

(注1)だからワインマニアって嫌われる。
(注2)カタルーニャなんかこわくない2参照ください
(注3)モナコの超有名な三ツ星レストラン<ルイ・キャーンズ>のシェフ

(注4)並のボジョレより偉いということになっている北部38村で取れた葡萄から作るワイン
(注5)ボジョレヴィラージュよりさらに偉いということになっている10区画
(村と一部地域で構成されるので区画ああややこしい)

【2017年2月18日公開 消費税8%】

 

 

 

 

 

 

 

新潟県上越市なんかこわくない

岩の原ワイン善ディスク岩の原ワイン善グラス

はい岩の原ワイン「善」です

赤ワインが苦手な女性の方(注1)にぜひおすすめしたい、と思って取り上げてみました。

しょっぱなからワインのディスクを上からって、珍しいことをなぜしたかというと。

美しいでしょう。
マーラーの交響曲第五番第四楽章みたいに美しいでしょう?(注2)

 

もう青みがかったなんてレベルじゃない・・・紫。
しかも透明感。上からの姿だけならどうかするとロゼ?と呼びたくなる。

ストロベリーの甘い香り、マスカットベリーAの特徴だけどこんなにはっきりストロベリーを感じるワインも珍しい。
後付けみたいな(作った)樽香全くなし

ところが味わいは生き生きとした酸味。
スムーズな(あるかないかわからないような)タンニン
軽いアルコール感、スマートなボディ。
冷涼な土地産のソーヴィニヨン・ブランみたい

「善」が出る前の岩の原「オリジナル」とは別人になって帰ってきたなあ。(注3)

しかしながら
エレガンス系というのとちょっと違う。
ブルゴーニュやニュージーランドの下のほうのピノ・ノワールのエレガンス感とは違うんだなあ。

はっきり言いましょう

薄くねえか?
葡萄ジュースと呼んでもいいか?

岩の原ワイン善

 

 

 

 

 

 

 

誤解ないように言っときたいんだけどそれでも十分美味しいと思ってますよ。
少なくともこのワイン怒鳴んないしね。

 

だって(安くて)美味しくないワインって怒鳴るんだもの。
おらおらカベルネソーヴィニヨンの香り出してやってるぞ。カシス感じれりゃいいいんだろ。
おらおら樽香だ。後から無理矢理つけてやったぞ。
おらおら収斂性のあるタンニンだ。極端な渋みで舌しびれさせてやるぜ赤ワインぽいだろ。

みたいな連中よりぜんっぜんまし。

赤ワイン入門編としてぜひおすすめしたい1本です。

(この言葉あまり好きじゃないんですが)

「ワイン初心者」の方にもおすすめです。

 

 

岩の原ワイン善エチケット

 

 

 

 

 

 

 

岩の原ワイン善ボトル

 

 

 

 

 

 

 

さて、いつもなら写真の順番を

①ボトル
②エチケット
③サーブした後ボトルとグラスを一緒に
④入った状態グラス横から
⑤ディスクの状態

 

にしてるのですが(つまり購入してから飲む寸前までを時系列的に)

今回はまるで逆にしてみました。
わかりづらかったらごめんなさい。しょっぱなにディスクの美しい姿を出したかったもので

 

 


(注1)なぜ女性ってか?赤ワインが苦手な方でもまずこの美しさには共感いただけるんではないかな、と思ったもので。そんなところからでもきっかけにしてもらったらいいな、と。

(注2)指揮はエリアフ・インバルでお願いします。

(注3)はっきり言います。終わりのころの岩の原「オリジナル」は酷かった。

【2017年1月21日公開 消費税8%】