アルザスなんかこわくない

ミューレのリースリング・シニャチュール[2011] 今回はアルザスで
なんでルネ・ミューレってちゃんと書かないんだ?
と不審に思われるかもしれませんが
当主がルネからトーマスとヴェロニクに移ったので
ラベルにルネの文字がないんですと。

いまは正しくはミューレなんだそうです。

今後トーマス&ヴェロニク・ミューレにする可能性もあるとかいうことで。

昨日、帰宅途中Twitterでフォロワーさんが
ミューレに関してそんなことをつぶやいてました。
&とかこの人書いてるけどフランス語的にはトーマスetヴェロニク・ミューレじゃん。
前後カタカナじゃないか!&だけフランス語にしてなんじゃい!

と自分に突っ込み入れつつ読んでました。そうです疲れてます。

土曜も仕事です。貧乏暇なし管理職(ρ_;)
(部下は皆休んどる・・・いいなあ組合員にも戻りたいなあ)

なんかミューレって聞いたことあるなあと思って
家に帰ってクローゼットのぞいてみたら
「ああっ」
いつの間に??誰が買ったんだ??

もちろん自分だけどね \(^-^)/

ルネミューレリースリングシニャチュール2011ボトルルネミューレリースリングシニャチュール2011エチケット

 

 

 

 

 

 

 

何週間か前、デパートのワイン売り場で
「リースリングのアルザスの」適当に選んでちょ。
の世界で買ったんだったわ。名前も忘れとった。
選び方も雑なら保存方法も雑でこんな人間が書くワイン日記が何かの役に立つのだろうか?

例えばワイン選びの参考になりますとか・・・・・・・・・・・・ないな。どう考えてもないな。

「面白くてためにならない」。芸術の目指す方向性の一つさ。ふん。
で、お察しのとうりリースリングもアルザスも初めて飲みます。

迷走復活!

力強く迷走を宣言したところでシニャチュールのお勉強。
シニャチュールと銘してるんで、何なんだと飲む直前に調べました。ネットで同じものを売ってました。その宣伝文句が
「ルネ・ミューレのワインは、これまではいわゆるネゴシアン物となるコート・ド・ローファとドメーヌ物となるクロ・サン・ランドランを中心と したワインのふたつのラインで構成されていた。しかし2008年、INAOのアペラシオン制度の強化を受けて、彼らのピノ・ノワール ・コート・ド・ローファの区画の一部が“コート・ド・ローファ”を名乗れなくなってしまったので、この機に、従来のネゴシアン物である コート・ド・ローファを“Signature(シニャチュール)”
という新たなラインとしてリリースすることになった。
近年、目覚ましく向上を続けたコート・ド・ローファのワインは“Signature(署名)”の名前の通り、ルネ・ミューレのお墨付きワイン」

だって。

そもそもINAOて、なんなのさ。
Institut National des Appellations d’Origine
(国立原産地名称研究所)
だって。そんなのがあったのか。

しかしそんなことより、何度読みなおしてもこの宣伝文句がよくわからない。

ネゴシアンものつうんだから自分とこの畑じゃないわけで。彼らのピノ・ノワール ・コート・ド・ローファの区画の一部が“コート・ド・ローファ”を名乗れなくなってしまったので???
彼らの???

つまり契約農家(もしくは下請け)(あるいは請負)みたいな位置付けなのかな。
そすっとこういうことになるぞ

「我々の下請けの畑が原産地統制呼称の厳格化の影響を受けてAOCコート・ド・ローファ を名乗れなくなってしまったが、ミューレファンの皆様心配ありません。このワインはミューレであるとミューレが認めました。だからミューレです」

だんだん考えるの面倒になってきた。
飲みました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「うーん」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

白ワイン用グラスで飲んでみました

ルネミューレリースリングシニャチュール2011ホワイトグラス
リーデル<オヴァチュア> ホワイトワイングラス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

色はレモンイエロー。微妙にグリーンが入ってるかな。粘性は弱くてさらっとしている。香りは面白い、青りんごに火打石(すいません赤の他人のワインブログに書いてありました)。このスモーク感が火打石なのか?いいやそういうことにしとこう。きりっとした酸味にドライ感。こう書いてくると美味しかったという結論が出そうだけど。ある種のシャルドネと反対側にあるくどさというか・・・・。シャルドネが甘さの先にあるくどさだとしたら。これはドライ感の先にあるくどさって感じ。うーん
迷走の旅は続きます。

【2015年3月15日公開 消費税8%】

 

下の広告はこれのビオ版です。この記事を書いた2015年にはこれのビオなんかなかったけどなあ。