ソノマ・カウンティなんかこわくない

ケンダルジャクソンヴィントナーズリザーブカベルネソーヴィニヨン2016

 

ケンダル・ジャクソン・ヴィントナーズ・リザーブ 2016

暑いですね。
こう暑いと赤ワインとか避けたくなりますね。最近バカバカしさに磨きがかかってきた、と世間で評判の暑苦しいブログ「ワインなんかこわくない」も避けたくなりますねって。
そんなこと言っちゃやあよ。ブォーッホッホ(注1)

でもカベルネソーヴィニヨンです。

 

ケンダルジャクソンヴィントナーズリザーブカベルネソーヴィニヨン2016ボトル

 

 

 

 

 

 

 

ケンダルジャクソンヴィントナーズリザーブカベルネソーヴィニヨン2016エチケット

 

 

 

 

 

 

 

 

なんで?
暑い暑い言ってんだから、もっと季節に合わせてスパークリングワインのことでも書けばいいのに?とか思います?

安スパークリングを冷蔵庫インしてはいますが。(注2)

何を飲もうかな〜って考える時、冷蔵庫を華麗にスルーしてセラーの赤ワインに向かいます。

だってえー。

 

スパークリングワインじゃ泥酔出来ないのですもの!

 

アルコール度数12%とかさ・・・舐めてんのか大人を。

追加で発泡酒とか飲んじゃうじゃないの。

泥酔しないと気が済まんのよ顧問って。だから
家飲み派になった今は家の中で泥酔してます。外でのトラブル発生してないから平和なもんですよ。

乗り過ごしたり、転んだり、スーツ破いたり、ベンチで寝たり、カラオケでツイスト踊ったり、佐野元春の「SOMEDAY」をあえてマイク外して歌(どなっ)たり、ブルーハーツの「トレイン・トレイン」歌いながら飛び跳ねたり、S&Gの「明日にかける橋」歌いながら号泣したり。

そゆことしなくなったもんね。ワタクシも大人になったもんだウムウム。

一人で飲んで寂しくないのかって?

寂しくなんかないさっ!

You Tube というお友達がいるさっ!

PCに向かって「お」とか「あ」とか「け」とか会話してるさ!

ソノマ郡(カウンティ)の地図行きます。

 

 

思い切りざっくりした言い方をするとカリフォルニア州のやや北のほう、サン・フランシスコの上ですな。

 

テイスティングの感想行きます。

ケンダルジャクソンヴィントナーズリザーブカベルネソーヴィニヨン2016グラス

 

 

 

 

 

 

 

ケンダルジャクソンヴィントナーズリザーブカベルネソーヴィニヨン2016ディスク

 

 

 

 

 

 

 

 

濃い紫のガーネット(ダークチェリーレッド)やっぱり若(わけ)えCSはこうでねェと。
強え粘性で、大量のレッグスが滝みてえにゆっくり落ちてきまさあ。香りは甘さをイメージする香りが優ってやがって、ブラックベリー、プラム、バニラ、杉なんテェ奴らが揃い踏み。バニラ、杉のニュアンスはアフターで本当(ふんとう)に強えェ感じ。生き生きした酸味とかなり強えェ甘さ。目を引(し)くなあ余韻の長さ。前(まい)のアタックと次のアタックの間(えェだ)をかなり取らねえと、余韻を堪能できねえ位。言い過ぎ?でもさすがケンダル氏(うじ)。美味(うめ)えワインでござんす。

 

さて、大事な大事な泥酔問題ですが、このワインアルコール度数13,5%でした。物足らなくて結局発泡酒350ml×1開けちゃいました。

で「お」とか「あ」とか「け」をやり倒してお休みなさい。

なんだ結局追加で発泡酒飲むんだって?
でもスパークリングの時みたいに350ml×2なんてしないもんね。

上品で節度あるアルコーラー、顧問です。

 

 

 

(注1)最近、気に入ってます。

(注2)セラーじゃなく冷蔵庫インしている訳はこちら

【2019年8月23日公開 消費税8%】

 

 

 

 

 

 

 

 

ブルゴーニュなんかこわくない2

メゾンドテストリュンヌブルゴーニュピノノワール2013

メゾン・デュ・タストリュンヌ・ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2013
今回はブルゴーニュのACブルで

 

メゾンドテストリュンヌブルゴーニュピノノワール2013ボトルメゾンドテストリュンヌブルゴーニュピノノワール2013エチケット

 

 

 

 

 

 

 

 

松戸伊勢丹のワイン売り場で、顔見知りのシニアソムリエのおばちゃんに勧められて買ったピノ・ノワールだす。

で、このワインのことをあれこれあげつらう前にソムリエナイフについて一言。先日職場の同僚とワインのことを話してる中で(この人ワインに全く興味なし)

「ソムリエナイフ?そりゃ一体どんなもんです?」

それを聞いて顧問は思わず「!」

mixiあたりで同じようなワイン愛好家のマイミクさんと普通にやり取りしていると忘れがちだけど、ソムリエナイフを見たこともない人だっているよな~~~。
と今更のように気付いたわけです。

で、このブログ読者にも見たことない人がいるかもしれないので

ソムリエナイフとは  ↓  こんなもんです

 

プルタップスソムリエナイフ

 

 

 

 

 

 

 

 

顧問が持ってるのはプルタップスの2段式引き上げの実用本位の奴
ワインのコルクをきっちり綺麗に抜くにはこれが一番と思ってる。

ただまあやっぱり多少のコツとかはいるわけで、その辺に関しては
別記事として後日アップしまっす。

さて
冒頭書いてたACブルって何ぞやを説明しますと
フランスのAOC法のAppellation d’Origine Contrôléeから来ていて
ぶっちゃけ基準を満たさないものは名乗ることも禁止という法律

Appellation d’Origine Contrôlée
アペラシオン・ドジリーヌ・コントロレ
原産地統制呼称

分解すると
Appellations 呼称
Origine       原産地
Controlees    統制

原産地の中にブルゴーニュを当てはめて
Appellation Bourgogne Contrôlée
アペラシオン・ブルゴーニュ・コントロレ
ブルゴーニュ産統制呼称
(エチケットの写真参照ください)
これを略してACブルとか言ったりするわけですな

*言っときますがEUの規定に従えば今はAOP
Appellation d’origine protégée
アペラシオン・ドリジーヌ・プロテジェ
だって知ってますからね。ただAOC使ってもいいなんてあいまいなルールなんでこれすたれそうな気が・・・現にAPブルなんて言い方誰もせんもんね。

 

ううむ初心者に超不親切な当ブログが急にフランスワイン初級講座を始めてしまったなあ。
きっとソムリエナイフの件で深く反省したからに他ならない(多分)(いつまで続くんだか?)

さてワインの感想。
裏エチケットに「ぜひ大ぶりのグラスで空気に触れさせながら香りを楽しんでお飲みいただきたい」なんて書いてある。

言われなくたってブルゴーニュグラスで飲みますよもちろん。

メゾンドテストリュンヌブルゴーニュピノノワール2013グラスメゾンドテストリュンヌブルゴーニュピノノワール2013ディスク

 

 

 

 

 

 

 

 

1時間放置してテイスティング
透明感のあるルージュ、若いヴィンテージの割に青みが取れていてきれいな赤。ブルゴーニュだねえ。
粘性が強くレッグスがなかなか消えない。
サクランボやダークチェリーの香り、スワリングすると干し草のニュアンス

フレッシュな酸味にとても柔らかいタンニン
結構力強いボディで余韻が長い。アフターに胡椒のようなスパイシーさ。

うみゃい。

最近安さの限界に挑戦しようと、チリのカルメネール、アルゼンチンのマルベック、安いシラーズとか安いテンプラニーリョとかそっちばっかり飲んでたけどやっぱりピノノワールは

うみゃいなあ

【2016年6月14日公開 消費税8%】