トスカーナなんかこわくない3

キアンティルフィナヴィッラディヴェトリチェ2015アツィエンダアグリコーラグラーティDOCGキアンティルフィナ2

 

キアンティ ・ルフィナ ・ヴィッラ・ディ・ヴェトリチェ2015アツィエンダ・アグリコーラ・グラーティ DOCG(デノミナツィオーネ・ディ・オリージネ・コントロッラータ・エ・ガランティータ)キアンティルフィナ・・・長い。

のリベンジ報告です。

 

キアンティルフィナヴィッラディヴェトリチェ2015アツィエンダアグリコーラグラーティDOCGキアンティルフィナ2ボトル

 

 

 

 

 

 

 

キアンティルフィナヴィッラディヴェトリチェ2015アツィエンダアグリコーラグラーティDOCGキアンティルフィナ2エチケット

 

 

 

 

 

 

 

 

続編、投稿しますとか振っておいて、やっと3ヶ月後にノコノコ出てくるなんてお前は冬眠してたクマさんかっ!

はい妻からは「クマちゃん」と呼ばれてます赤面。うわっ蹴らないで。

 

で、その時(トスカーナなんかこわくない2)の宿題はマリアナ海溝の底は何kmかって・・・違う違うボトルコンディションベターな状態でキアンティ ・ルフィナ ・ヴィッラ・ディ・ヴェトリチェ2015アツィエンダ・アグリコーラ・グラーティ DOCG(デノミナツィオーネ・ディ・オリージネ・コントロッラータ・エ・ガランティータ)キアンティルフィナ長い。は美味しいのか美味しくないのかってことでしたね。

 

キアンティルフィナヴィッラディヴェトリチェ2015アツィエンダアグリコーラグラーティDOCGキアンティルフィナ2グラス

 

 

 

 

 

 

 

キアンティルフィナヴィッラディヴェトリチェ2015アツィエンダアグリコーラグラーティDOCGキアンティルフィナ2ディスク

 

 

 

 

 

 

 

 

テイスティングコメント行きます。

1:00に抜栓。20:00にテイスティング。

透明感のあるルビー色(ラズベリーレッド)。レッグスの落ち方がやや早く粘性は中程度。丁子というか甘草というか漢方薬っぽい甘い香り。スワリングすると除光液辺りの揮発性の香りと黒胡椒の香り。果実を思わせる香りからは遠いけれど嫌いじゃなかったりする。口に含むと生き生きした酸味となめらかな甘みが口いっぱいに広がる。そこまで強くないタンニン。このタンニンがもう少しこなれれば逸品と呼びたい。うみゃいです。

 

飲み終わるまで相当苦労した(トスカーナなんかこわくない2)の時のあれはやっぱりボトルコンディションの問題だったんだ、とようやく回答が出ました。美味しいワインです。

 

状態に問題のないワインを購入して(エ、エ、エノテカ通販)(注1)ちゃんと準備して(19時間前に抜栓、冷蔵庫・野菜室縦置き、振動を与えないように開け閉めしない)。テイスティングしました。

ちゃんとしたワインを手間かけて準備すれば美味しくいただけるということでんな!

「野菜室、開けられないって・・・今日はもんじゃ(注2)やるのよ?なんなのバカなの?」

と言いたそうに妻は微笑んでました。プチセレブ育ちなのでこんなストレートな言い方はしませんがそういう意味の事をおっしゃいました。

そおですよねキャベツなしでもんじゃなんて有り得ませんよね、顧問は平身低頭して謝って許してもらいました。自分で野菜室をそーっと開けてキャベツを取り出しうやうやしく差し出して、またそーっと閉めました。

 

そおっ!

 

キアンティのお供はもんじゃです!

 

 

赤ワイン(サンジョベーゼ)がもんじゃに合うのか?というクェスチョンに対して顧問は断言いたします。

 

もんじゃに合わない酒はない!

 

ジャンクフード界の奇跡を舐めたらいけません。

どんな酒にも合うし、酒なしでももちろんオッケー。美味しくて万人に愛されチープなのに下品じゃない。(しかし画的にゃ劣るな。それは認めざるをえない)

最後はもんじゃの話になってしまいました。トドメはもんじゃへのオマージュを「神の雫」の遠峰 一青ふうに締めます。

「さあ、皆さんでこの奇跡を味わおうではありませんか」

 

 

 

 

(注1)初回購入特典で10%オフ&送料無料でした。結局以前の実店舗購入と同じ価格帯になりました  \(^_^)/

ワイン通販 エノテカ楽天市場店

 

(注2)東京下町育ちの人間【顧問とか妻とか】にとってもんじゃって特別な食べ物です。昭和40年代〜昭和50年代にかけて東京下町にはもんじゃ屋さん、もしくはもんじゃ焼併設の駄菓子屋さんがそこらじゅうにありました。金持ちの子も貧乏人の子もみんなで仲良く会食してました。後年もんじゃが極めてローカルな食べ物だって知ってビックリしたり【東京でも西の方のシトはもんじゃを知らなかった!】さらに後年月島の【もんじゃタウン】の出現もビックリでした。

認知度が上がり大人も食するようになって、記憶のなかのもんじゃとはどんどん違うものになっていって寂しい思いをしてました。

何より気に食わないのはあんな高級な食材ドサドサ載せて1600円〜1700円だあ?ベビースターもんじゃが800円?なんなのバカなの?

一方スーパーでトップシェアのもんじゃの素【〇〇もんじゃ】を購入しても・・・「何か勘違いしてませんか?努力は分かるけど努力しか分からんぞ」

色々迷走した挙句株式会社 柳屋本店さんの「下町もんじゃ焼」を発見、食した時は感動でした。

クラシックでトラッドなもんじゃが食べたかったらこれ一択です。

 

株式会社柳家本店下町もんじゃ焼

 

 

 

 

 

 

 

 

【2019年2月23日公開 消費税8%】

 

 

 

 

 

 

 

ボジョレなんかこわくない

ルロワボジョレヴィラージュ2014

ルロワ・ボジョレ・ヴィラージュ2014
今回はボジョレで
AOCはボジョレ・ヴィラージュ

なぜボジョレなんかを買ったかの顛末なんですが

ボジョレ・ヌヴォーに反感を持っている(スノッブな)ワインマニアと同じように顧問もこいつには距離を置いておりまして。
※うん上手い言い方だ

「ボジョレ・ヌヴォー?けっ、あんなもんワインじゃねえや」
※だめだこんなストレートな言い方しちゃ(注1)

などとうそぶいて20何年。冗談でなくボジョレ・ヌヴォーなんて20年以上近く飲んでませんでした。

ただヌヴォーじゃないボジョレはたまに飲んでたりして、ガメイって葡萄品種は実はポテンシャル高いのかもしれないなとかは思ってました。

そんでもってエノテカですよ。品揃え?そんなことする気ねえよ、売りたいもんだけ売るんだよ的な高飛車な、じゃない高い理想をお掲げのラインナップが特徴のエノテカさんですよ。1月のとある月曜日のエノテカ柏高島屋フードメゾン流山おおたかの森店ですよ。

平日の休みってショッピングセンターも空いてて気分が良くて、
普段はす通りするエノテカさんすいよせられた顧問が居ると思いなせえ。

平日休みにうきうきするのは顧問だけでしょうか?

ルロワの5000円台のACブルと3000円台のボジョレ・ヴィラージュを見っけて。こんな低価格帯あるんだなあと非常に興味。エノテカのお姉さんに聞きました

「ルロワってたしかドメーヌものマダムルロワとメゾンもののメゾンルロワって2種類あったと思うんだけどどこで見分けるんですか?」
なんて見栄張っちゃってヤだね(^_^;。そもそもドメーヌものなんて(高いの)買うつもりもないのにね。

「メゾンもののだけです」
エチケット見りゃわかるじゃん、と馬鹿な客に言いたいなあ接客を伴う小売業のつらさよ的なお姉さんの暗い笑顔。

「えっ?ルロワにドメーヌものってないんでしたっけ」

「違います違います、私共の扱いがないんです。」

エノテカ全店そうなのかなあ?とクエスチョンは抱えつつ「ああなるほど」

ACブルを指さして「でこっちはピノ・ノワールで」ボジョレ・ヴィラージュを指さして「こっちはガメイね」

「はい」
最初から低価格帯が欲しいって言やいいのにめんどくさい客だこと、あーあ的なお姉さんの暗い笑顔。

「どっちが美味しい?」ACブル指さして「もちろんこっちだよねえ」

ここで事件が!

「いえ、こちらのボジョレ・ヴィラージュも美味しいですよ」

低価格のほうを勧められた!
戸惑ってたので迷ってると思われたのか

「ヌヴォーなんかとは全然別物ですよ」

買いました!

①2つの商品で迷っている客に低価格のほうをちゃんと評価する。
②相手が欲しがるだろう言葉でちゃんとダメ押し「ヌヴォーなんかとは全然別物ですよ」

えらい、あんたは偉い!
さすが高飛車じゃない、高い理想のラインナップ、エノテカさんの店員さんだあ。

冷やかしで帰られるよりましなので安い方を勧めたのかもしれないけれど、そうだとすると客を見る目も正しいわけで(金なさそう、無駄話だけして帰りそう)ますます偉い。

ルロワボジョレヴィラージュ2014ボトル

 

 

 

 

 

 

 

ルロワボジョレヴィラージュ2014エチケト

 

 

 

 

 

 

 

えーと、ここで・・・・・・・・・・地図貼り付けの前に・・・・・・・・・・
ここまでBeaujolaisをボージョレーとかボジョレーとかよく目にする
カタカナ表記を使わなかった理由をはっきりさせときますね。
カヴァじゃなくカバと書くことにこだわってる顧問だもの。(注2)

ボージョレーと表記するのが正しいのかボジョレーなのかボジョレなのか。

アラン・デュカス(注3)に言わせると Beaujolaisの最も近い片仮名表記は「ボジョレ」ですて。
ということで当ブログではボジョレと表記することに決定しました。
だって権威にすぐひれ伏す顧問だもの。

ちなみに Beaujolais nouveau は「ボジョレ・ヌヴォー」だそうです。

さて地図貼り付けに味をしめた顧問は今回も早速グーグルマップ貼り付け。
ボジョレてどこつったらこんなところ

 

漠然とボジョレを検索するとこの辺り。マコンとリオンの間ですな。ていうかフランスの地方都市の名前なんかより
スイスのジュネーブの近くといえば地理的感覚は掴んでもらえるかな。

で、ボジョレヴィラージュ(注4)つったらこのへん

ブルイィていうクリュ・ボジョレ(注5)の最南の村より下のあたり
※いやおおよそですよ、だいたいボジョレヴィラージュは北部38村に分散して存在してるし。
※ブルイィが出てこなかったら地図を拡大したりしてね。

ルロワボジョレヴィラージュ2014グラス

 

 

 

 

 

 

 

ルロワボジョレヴィラージュ2014ディスク

 

 

 

 

 

 

 

テイスティングコメント行ってみようか

コアからリムまで均一なルビー色。強い粘性。華やかな果実の香り、バニラ香
ガメイとは思えない力強いボディ、フレッシュな酸味、こなれたスムーズなタンニン。長い余韻。

ちょっとほめ過ぎかもしれませんけど、ボルドーやブルゴーニュの変な3000円台買うより断じてお得だと思う。

(注1)だからワインマニアって嫌われる。
(注2)カタルーニャなんかこわくない2参照ください
(注3)モナコの超有名な三ツ星レストラン<ルイ・キャーンズ>のシェフ

(注4)並のボジョレより偉いということになっている北部38村で取れた葡萄から作るワイン
(注5)ボジョレヴィラージュよりさらに偉いということになっている10区画
(村と一部地域で構成されるので区画ああややこしい)

【2017年2月18日公開 消費税8%】