スターク・コンデ・ヴィンヤード・セレクション・カベルネ・ソーヴィニヨン2016
後ろ姿が美しい女性っておらしゃりますよね。
というか人種、年齢、出自、性格、全て関係なく、全ての女性は後ろ姿、素敵だと思ってます(暴論承知反論無視)
なんの振りなのかというとワインの裏のエチケットの話。(無茶振り承知反感無視)
女性の後ろ姿に比べてワインの裏エチケットって、しょうもないの多いですよね。どうかすると裏エチケットは家電の取説みたいに無味乾燥なのとか、貼ってないのとか。
そんな中でも裏エチケットで好印象だったワインを紹介しますね。
英語が優しーい。中学で習った英語で行けそう。
Stark-Condé
Vineyard Selection
CABERNET SAUVIGNON 2016
Stark-Condé Wines is a family-run winery dedicated to making quality wines. Our Vineyard Selection Cabernet Sauvignon is made from grapes from premium Coastal Region vineyards. An elegant, full-bodied Cabernet with classic dark berry and cassis aromas. Palate-pleasing flavours of black currant, sweet cherries and mild oak spices, rounded off with fine tannins.
スターク コンデ
ヴィンヤードセレクション
カベルネ ソーヴィニョン 2016
スターク コンデのワインはもっぱら本当(ンとう)にいいワインを作る、主人と家族とちいとばかりの奉公人だけのちいせえ家(や)で商(あきな)って参(めい)りました。手前どものカベルネソーヴィニョンヴィンヤードセレクションは(南アフリカ西ケープ州の)海(うみ)ん近くの本当(ンとう)にいいぶどう畑でつくったもんでございやす。ブラックベリーや黒すぐりの香りがする品(しん)のいいフルボディのカベルネソーヴィニョンで拵(こしれ)えたもんです。良(い)いタンニンの連れとして黒すぐり、甘いイチゴ、柔らけえオーク樽の樽香なんてェ奴らが揃っとりやして、全体の器量をまとめとりやすへい。
以上、昭和期に於ける江戸弁の継承研究家である(注1)顧問の翻訳でした。
意訳もいいとこですな。
Coastal Regionなんて南アフリカの原産地統制呼称の1区分なんて江戸弁にしようもないやね。(注2)
でも大意は外してないでしょ?(注3)
さてテイスティングコメントですが裏エチケットで香りも味わいもほとんど書かれちゃってるけど、付け足すならヴァニラの樽香とスパイシーな味わいかな。
地図行っときます。
コースタル・リージョンはケープタウンの右、町で言えばステレンボッシュやパールなんていう町のあたり、一帯の地方のこと。(地図広げたり縮めたりして町の名前出してね)
ただ一つ疑問が
ブラックカラントとカシスって別のものだったのか?今回どちらも黒すぐりにしてはおいたけど。
文中カシス(cassis)とブラックカラント(black currant)が両方出てきて混乱してしまったので、念のため辞書を引いてみました。
(cassis)はフランス語。仏和辞書引くと「黒すぐり」とある。
(black currant)は英語。英和辞書引くと「黒すぐり」とある。
だよねえ、記憶違いじゃなかった。
なんでわざわざ英語と仏語両方書いてるんだ?
それとも(cassis)という果実が(black currant)とは別種として英語表現(cassis)として存在していると思ってるのかな?
辞書引いてかえって混乱してしまった。顧問の語学力ではこのへんが玄界灘。
そういう時は寝る
もとい
飲んで寝る
ぐびぐびスヤスヤ。
(注1)ぶっちゃけ落語ファンです
(注2)Region(リージョン、または地方)= 最も大きい原産地区分の中の一つ。原産地呼称コースタル地方、てな感じかな。
(注3)外してたらごめんなさい。ご指摘ありましたら是非お問い合わせページへ。
【2018年5月27日公開 消費税8%】
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