ローヌなんかこわくない3

ギガル・コート・デュ・ローヌ・ルージュ2013

おなじみヤオコーワインの日にて20%OFFで。もっともネットの酒屋さんもっと安く売ってますけどね。問題は送料だよな。旨いと分かりきってるワインなんだからまとめ買いするしかないかね。

 

さて

ローヌのワインて北と南じゃだいぶ違うんだ、と分かってきたので(注1)タイトルを変えようかな、と思わんでもなかったのですが・・・・・

以前取り上げたヴィエイユフェルムの白、赤のワインはそれぞれヴァントゥー、リュベロンという南ローヌの狭小AOCだからこの2つのタイトルを「南ローヌなんかこわくない」に変えてみてもいいんだけどそうすると、北ローヌのワインを取り上げなきゃバランスが取れないですよね。当然タイトルは「北ローヌなんかこわくない」

でも今回みたいにギガル飲んじゃうとね(^。^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギガルって

①広域AOCのコート・デュ・ローヌだけど十分美味しい。

②「コート・デュ・ローヌにしては珍しく北ローヌのスタイルのワイン」なんてwikiに名指しで紹介されてる

ギガルのコート・デュ・ローヌ飲んどきゃ北ローヌのワインなんか飲まなくてもオッケーじゃん。と暴論吐いてるのは誰だ俺だ。と、言うわけでタイトルはローヌなんかこわくない3です。南北ローヌを分けるのは当分見送りとなりました。

ギガルを取り上げるのって勇気いるよね。大概の人が「美味しい」と言ってるワインなんて、なにを今更って思われるだろうし、新たな発見なんて逆さに振っても出んですよ。

コノスルのヴァラエタル(ビシクレータ)(注2)も同じようなものだけれど「セントラルヴァレーなんかこわくない」は、だから思い切りフィクションの世界へ飛んだのだったっけ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・その手があったな。

 

ええと日本の首都圏からローヌの方角調べましょうか。

ほうら雲行きが怪しくなってきた。真面目そうな書き出しで大丈夫か顧問?と思われた当ブログの読者の皆様。ご安心ください。

 

ここからちゃんと脱線島津77万石!

 

日本の首都圏からはローヌは北北西330°

では一斉に北北西に向かって◯ッ◯ー◯ローヌ

 

・・・・・いい加減にします。このまま続けるとあらぬ所まで行きそうなので。

 

あっという間に脱線尾張61万石!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ティスティングコメントっす。

アッサンブラージュはネットの情報から。グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル。透明感のあるルビー色(もしくはラズベリーレッド)(注3)粘性は強い。ブラックベリーやカシス等の反爽やか系のベリーの香り。シダ、ピーマン、土。なんかを色々感じる。味わいは果実味もあり酸味もありの全方向。一体感のあるタンニン。アフターにスパイシーな香りと味わい。14%にしては軽いアルコール感。全体にスマートなボディ。軽くないのに重くない。うみゃいです。

テイスティングコメントで終わりにするって一度やってみたかったので終わりにします。

終わり方の鮮やかさが際立つでしょ。

名文ぽいでしょ。

自分で言っちゃあお終いでしょ。

終いですFINでごわす。

 

 

(注1)今まで知らなかったんかい?

(注2)ずっと公式にはヴァラエタルと言ってて、一方ボトルにはビシクレタとのみ書いてて、最後はビシクレタと(ヴァラエタル)と併記するの、なんかごまかしてませんか、コノスルさん。美味しけりゃ何でも許されると思ってんのかい?許すけどさ、美味しいから。

(注3)これもね、ルビー、ガーネット論争に終止符を打つんじゃなくラズベリーレッド(ピノ・ノワールとかガメイ)ダークチェリーレッド(カベルネ・ソーヴィニヨンとかシラー)という新しい用語を教本に出すなんて、なんかごまかしてませんか、ソムリエ協会さん。いいんだけどさコンセンサスが形成されて分かりやすくなるなら。

【2018年12月8日公開 消費税8%】

 

 

 

 

 

 

 

 

バロッサ・ヴァレーなんかこわくない

ジェイコブズクリークスパークリングシラーズ

ジェイコブズ・クリーク・スパークリング・シラーズ

赤のスパークリングワインって奴を一度は試してみたいと常々思っちゃいたんですが。どうもワインマニア界隈ではゲテモノ扱いされてましてね。

へえそんなの飲むんだ、へえ・・・・てな感じでね。

ボジョレヌボーみたいに邪教徒扱いはされませんが異教徒扱いはされるっていうか。うまいっ!

でシラーズで出来てるスパークリングワインを試してみました。
南オーストラリアはバロッサ・ヴァレーからお越しいただいた、ジェイコブズ・クリーク・スパークリング・シラーズです。

オーストラリア政府観光局公式サイトがバロッサ・ヴァレーを説明してくれてるんで、引用します。

【アデレード(Adelaide)で毎年2月に開催されるセラー・ドア・ワイン・フェスティバル(Cellar Door Wine Festival)や4月のオージー・ワイン月間(Aussie Wine Month)ではバロッサ・バレーの幅広いワインを試飲できます。 また、この地域の一大イベントとして、毎年8月に開催されるバロッサ・グルメ・ウィークエンド(Barossa Gourmet Weekend)があります。バロッサ・バレーはアデレードから約70kmの場所にあります。】

ということで地図行きます。


動画撮っといたんですがその前に価格について。本当にひつこいようですがハイエナ顧問の得意技、特価処分販売ゲットです。(元々のプライス1600円台)→ 800円台。(注1)

You Tubeどうぞ

赤のスパークリングワインをあまり目にしない理由がわかった。
需要ないわこれ。
画的に美しくない。
白やロゼのスパークリングみたいにトキメキがない。
泡の立つ姿、はぜる音、静けさを楽しむ時間。
味わう前のお決まりのセレモニーが全然ないんだな、これが。

ジェイコブズクリークスパークリングシラーズボトル

 

 

 

 

 

 

 

ジェイコブズクリークスパークリングシラーズエチケット

 

 

 

 

 

 

 

誤解なきように言っときますけど

美味しかったですよ。

ジェイコブズクリークスパークリングシラーズグラス

 

 

 

 

 

テイスティングコメント行きます。

非常に細かい気泡のスパークリング。
とても濃いやや青みがかったガーネット。ブラックベリーやカシスの香り、微かな甘み、ソフトな酸味、柔らかいタンニンを感じる。(注2)
12.5%にしては十分なアルコール感。

宣言します。赤のスパークリングワインなんかこわくない。

こわくないったら、こわくない。絶対にまた買います。なぜなら、需要が低く人気がないなら

 

またどこかで処分販売していただけるのではないか!

 

と強く激しく熱く期待する顧問一匹!

 

(注1) 思うに保存状態がどうであれ赤のスティルワインみたいに簡単に劣化しないよな。スパークリングワインの特価って狙い目なんじゃ中廊下?

(注2)シラーズから作ってるんだからそりゃあるよね。なんかスパークリングワインなんで渋味感じないのかと一瞬思ってしまった。

【2018年5月20日公開 消費税8%】

 

 

 

 

 

安くて美味しいワインなんかこわくない4

ついについに究極の400円台です。

プードゥ・メルロー・カルメネールボトルプードゥ・カベルネソーヴィニヨン・シラーズボトル

 

サンタ・バイ・サンタカロリーナ・カベルネソーヴィニヨン・シラーズボトル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サイトマップのところでも書いてますが

スーパーのセールで結果として400円台です。

待って待って待ってセール時にすかさずゲット。顧問の粘り勝ち的な購入の仕方なのでシロウトの皆さん簡単には真似できないよでもできたらすごいね的な買い方してます。

 

プードゥ・メルロー・カルメネール

プードゥ・メルロー・カルメネールプードゥ・メルロー・カルメネールグラス

 

 

 

 

 

 

 

プードゥ・メルロー・カルメネールディスク

 

 

 

 

 

 

 

メルロー85%カルメネール15%

色はかなり青みの強い濃い紫のガーネット、粘性は中程度、カシスやチョコレートの香り、果実味を強く感じる味わい、フレッシュな酸味と軽いアルコール感。

タンニンはやや荒いがまあ許容範囲。

やや硬いボディだがこれも許容範囲。

 

 

プードゥ・カベルネソーヴィニヨン・シラーズ

プードゥ・カベルネソーヴィニヨン・シラーズグラス

 

 

 

 

 

 

 

 

プードゥ・カベルネソーヴィニヨン・シラーズディスク

 

 

 

 

 

 

 

カベルネソーヴィニヨン51%シラーズ49%

色は青みの強い紫のガーネット、粘性はそれほど強くなくさらっとしている。カシスやダークチェリーの香り、とろっとした甘みと平坦な酸味、タンニンは柔らか。シラーズ由来のスパイシーさがいいアクセント。アルコール感は軽く、少々薄っぺらなボディ。しかしこの位で丁度いい。この甘みに強いアルコール感、グラマーなボディだったとしたらきっと飲めたもんじゃない。つまり軽いなりにとてもバランスが取れていると思う。

 

 

サンタ・バイ・サンタカロリーナ・カベルネソーヴィニヨン・シラーズ

サンタ・バイ・サンタカロリーナ・カベルネソーヴィニヨン・シラーズサンタ・バイ・サンタカロリーナ・カベルネソーヴィニヨン・シラーズグラス

 

 

 

 

 

 

 

サンタ・バイ・サンタカロリーナ・カベルネソーヴィニヨン・シラーズディスク

 

 

 

 

 

 

 

 

青みがかった赤のガーネット、レッグスの本数多く落ち方がとてもゆっくりしている。粘性は強い。カシス、ブルーベリーのさわやかさとストロベリーの甘い香りが半々、チョコレートやインクのニュアンス。味わいは生き生きした酸味、安いワインに似合わないほどタンニンは柔らかい、秀逸。アフターに(多分)シラーからくるスパイシーさ。

ほどほどのアルコール感。ふっくらしたボディ。うみゃい。

このサンタ・バイ・サンタカロリーナにはカルメネール&プチヴェルドの同シリーズ別バージョンがあるんだが、それとは比較にならないほどこっちのほうがうみゃい。

今回取り上げたワインはどれも甲乙つけがたくワインとしてちゃんと及第点。400円台ワインでも(セールの結果、結果的に400円台になったという苦しさだけど)美味しいのはいるのだというレポートでした。現地から顧問でした。

 

うむ、終わった。真っ白だ。

やっとこのシリーズの400円台を書き切った。

 

 

 

 

 

 

うむ

 

 

 

 

 

 

 

(バグではない、この空白は達成感を表現している)

(スマホで見ると写真と写真の間が妙に離れているこのブログ特有の欠陥でもない、この空白は達成感を表現している)

 

 

 

この達成感はあれだ、ディズニーランドでワンス・アポン・ア・タイムの抽選を当てて、しかも割といい席だったとき妻や娘から「パパすご〜い」なんて称賛されたときの、

もんだどんだいふん!【鼻息】に匹敵する位の達成感だ。

 

つまりとても安い達成感だ!

安いワインの案内だからこれでいいのだ!

 

7万円のシャンパーニュの投稿の次の投稿が400円台のワイン。なんてメリハリの利いたブログなんだろう。自分で自分を尊敬して縞馬。

【2018年2月11日公開 消費税8%】