フランスなんかこわくない

ポルレミブリュットNV

ポルレミブリュット2016

いやー。すごいタイトルになっちゃったなー。

生産地フランス、と来たもんだ。で、ワイン名はポルレミねえ。

 

ポルレミ

ポルレミ

ポレミ

ポメリ

ポメリー

 

 

なんてね。

エチケットが似てるわけじゃないので、デザインの剽窃などという物騒なことは何もないんだけれど・・・なにかの意図を感じるよな、と思って裏エチケット見たらやっぱり!

インポーターはコルドンヴェール様だった!

ほんと笑かしてくれるインポーターさんですこと。わざわざ物議をかますようなワイン見っけてきて輸入するって。もう、^_^お茶目なんだから。

ポルレミブリュットNVボトルポメリーブリュットロワイヤルNVボトル

 

 

 

 

 

 

 

ポルレミブリュットNVエチケットポメリーブリュットロワイヤルNVエチケット

 

 

 

 

 

 

 

 

まあ、アルファベットで並べりゃ、別にね。ではございますが

 

Pol Rémy

Pommery

 

 

カタカナで並べるとそこはかとなくおかしいでしょ。

 

ポルレミ

ポメリー

 

 

ゴーツ・ドゥ・ローム(注1)とか

ゴーツドゥロームレッドボトル

ゴーツドゥロームレッドエチケット

 

 

 

 

 

 

 

 

シャトー・シェヴァル・ノワール(注2)とか

シャトーシェヴァルノワールボトルシャトーシェヴァルノワールエチケット

 

 

 

 

 

 

 

ワイン名そのものがギャグになっているシリーズの一画に混ぜてあげましょう。

 

地図行きます

 

 

香りと味への戯言でござんす。

ポルレミブリュットNVグラス

 

 

 

 

 

 

 

ポルレミブリュットNVディスク

 

 

 

 

 

 

 

 

ブドウ品種はアイレンとユニ・ブラン

明るいレモンイエロー。ほどほどの発泡性。泡の粒がでけェし消えるのが早えェ。まあここいらは安スパークリング。しかし香りは十分(たんまり)、レモン、青りんご、マスカットなんてェ奴ら。初心(うぶ)な酸味(注3)甘みは全く有馬温泉でブリュットの姿まっつぐな感じ。11%ながらしっかりしたアルコール感。旨えワインでござんす。

 

「え?ポメリーって?」

はい、実はPol Rémyを発見した際、慌ててPommeryをネットで買いました。前回の記事「シャンパーニュなんかこわくない」は実は今回のための前ふりでした。

ギャグだと中傷するからにはその元ネタを知ってないとまずいと思いましてね。世界に二人と居ない泥縄野郎ですね。

800円のワインの記事のために3300円のワインを買ったのでした。実に転倒した価値観だと思われたってかまやしません、顧問は。

 

美味いワインのための手間暇は省いちゃう顧問ですが。

 

シャレとか冗談のためには命かけます。

 

 

 

(注1)ローヌ地方の広域AOC=コート・デュ・ローヌのパロディというかなんというか。ブランド誕生時にはINAOに訴えられたりして騒ぎになったみたいですが、最終的には名前の権利は獲得した。なんて経緯があるみたい。ギャグのつもりはないんでしょうがワインマニアはどうしてもニヤリとしてしまう一品ですうぷぷ。

 

(注2)サン・テミリオンの超高級ワイン、シャトー・シェヴァル・ブランのパロディというかなんというか。フランス語の「シェヴァル・ブラン」は白い馬の意。「シェヴァル・ノワール」は黒い馬の意。シェヴァル・ノワールは古くからある由緒正しいシャトーだそうでギャグのつもりなんかないのでしょうが・・・。ワインマニアはどうしてもニヤリとしてしまう一品ですうぷぷ。

 

(注3)初心(うぶ)な酸味・・・フレッシュな酸味のこってす。やり過ぎですかい?

【2019年9月28日公開 消費税8%】

 

 

 

 

 

トスカーナなんかこわくない4

 

ポジェリッシビアンコディトスカーナ2016

ポジェリッシビアンコ・ディ・トスカーナ2016

生産者はレンツォ・マージ社

暑いですね。

こう暑いとカベルネソーヴィニヨンとかシラーズとか避けたくなりますね。最近バカバカしさに磨きがかかってきた、と世間で評判の暑苦しいブログ「ワインなんかこわくない」も避けたくなりますねって。

そんなこと言っちゃやあよ。ブォーッホッホ(注1)

と、言う訳で白ワインです。トレッビアーノです。フランスじゃユニ・ブランて呼んでるやつね。

 

ポジェリッシビアンコディトスカーナ2016ボトル

 

 

 

 

 

 

 

ポジェリッシビアンコディトスカーナ2016エチケット

 

 

 

 

 

 

 

何故白ワイン?

暑い暑い言ってんだから、もっと季節に合わせてスパークリングワインのことでも書けばいいのに?とか思います?

 

セラーにないんです。持ってないんですスパークリング。

 

だってえー。

 

太くて入らないんですう!

 

入りますよ無理して入れれば。

でも我が家のクソなセラーに入れると、大事な大事な高級ワインのエチケットが

 

エチケットが

エチケットが

エチケットがああ!

 

キスラー・ソノマ・コースト・ レ・ノワゼッティエール ・シャルドネ2015エチケット残念

 

 

 

 

 

 

 

 

本当、安カバ入れた時にこの事件が起きた時は、「カバのバカ」と叫んでしまいました。

と、言う訳で、顧問の逆鱗に触れたスパークリングの類は当家では出入禁止中です。

てな訳で、白ワインです。

ポジェリッシビアンコディトスカーナ2016グラス

 

 

 

 

 

 

 

ポジェリッシビアンコディトスカーナ2016ディスク

 

 

 

 

 

 

 

テイスティングの感想行きます。

麦わら色に近(ちけ)えレモンイエロー。粘性はサラッと弱(よえ)えやつ。香りは青リンゴ、バニラ、キャラメルなんテェ奴らが揃い踏み。ソフトな酸味、ほのかな甘み。味や香りに目を引(し)く特徴(しるし)はねえんですが上品(じょうしん)な仕上がり。

これでいいんだよね安白ワインは。

強烈な個性なんか望んじゃいないもんね。

今回45%offなんて処分価格で購入したけど元の価格¥1,080でもリピートしたいです。美味しいワインでした。

 

【後日談】

どうしても気になるスパークリングを発見して、買っちゃいました。笑かしてくれるスパークリングなんです。こいつのことは後でまた記事にしますね。

こいつはセラーに入れずに冷蔵庫へ直行便しました。考えてみりゃスティルワインじゃないんだから、振動とか冷やし過ぎなんて気にする必要ないよね?冷蔵庫で十分だよね。

 

ね?

 

違う?

 

間違ってる?

 

真似する方は自己責任で。

 

 

 

(注1)最近、気に入ってます。

【2019年8月17日公開 消費税8%】

 

 

 

 

ローヌなんかこわくない2

ラヴィエイユフェルムブラン2017

 ラ・ヴィエイユ・フェルム・ブラン2017

コストコで買いました。

 今回はローヌのワイン、AOCはリュベロン。 

リュベロンってどこといったらこんなところ。

 「ローヌなんかこわくない」で取り上げたラ・ヴィエイユ・フェルム・ルージュのAOCヴァントーのお隣り。アヴィニョン、エクサンプロヴァンス、マノスクに挟まれた辺りですってさ。

 

 こんなまだらっこしい説明せにゃならんのもAOCにリュベロンがあって地名にリュベロンがないからで。でもリュベロン地方というのは厳然とあるみたい。リュベロン地方自然公園から来てるって。地図のポイント表示にもMaison Du Parc Naturel Régional du Luberonて書いてあるね。ワイン産地としてより観光地として有名らしいですよ。ふうん。

 

ざる蕎麦

 

 

 

 

 

さて唐突ですがお蕎麦です。実は蕎麦好き。真冬でもざる蕎麦が食べたい口。でまあアルコーラー(注1)なら共感いただけると思うのですが、蕎麦ってお酒のお供に最高っすよね。特にビールとよく合う。ウイスキーもハイボールだといい感じ。日本酒は・・・・スミマセーン日本酒全然分かんないです。もう本当に半端なアルコーラーだこと。

ワインが好きで蕎麦が好きだと合わせてみたいと思うのは人情でしょ!

 

 でも躊躇するよね。

 

 和食全般そうだけどワインと合わせづらい。刺身と赤ワインなんていかにも合わなそうでもサーモンやトロとは合ったりするし、白ワインも醤油とか刺身と喧嘩する場合がチラホララ。

 

 近頃は研究、実験が面倒くさくて「和食っ?スパークリングっしょ!」と短絡させてました。まあ大体無難に合ってくれる。スパークリングったってシャンパーニュじゃなくてカバですけどね。

 

 でもって今回お蕎麦をいただくのに、なぜ白ワインをセレクトしたのかはよくわからない。夏はとっくに尾張にゃごやだったのでカバは切らしてました。でもビールも(注2)ウィスキーも炭酸も在庫あったのにね。大体いつもチコちゃんに叱られるくらいボーっと生きてるのでこの時もボーっと選んだんだと思います。

 ラヴィエイユフェルムブラン2017ボトル

 

 

 

 

 

 

ラヴィエイユフェルムブラン2017エチケット

 

 

 

 

 

 

 

アッサンブラージュはネットの情報から。グルナッシュ・ブラン 30% , ブールブーラン 30%、ユニ・ブラン 30% , ルーサンヌ 10%ですって。

 果たして麺つゆ、ワサビ、ネギ、七味、蕎麦連合軍とグルナッシュ・ブラン 、ブールブーラン 、ユニ・ブラン、ルーサンヌ 連合軍は停戦するのか開戦か?

 ぐびぐびズルズル。(注3

 え?はいい?

美味しいでつよ!

 ラヴィエイユフェルムブラン2017グラス

 

 

 

 

 

 

ラヴィエイユフェルムブラン2017ディスク

 

 

 

 

 

 

 

テイスティングコメットさん行きます。

透明度の高いグリーンイエロー。強い粘性。グレープフルーツや青リンゴの香り。ヘーゼルナッツのロースト香。かなりはっきりした嫌味のない甘み。ソフトな酸味。アフターに甘くスムーズな苦味。軽いアルコール感。この白ワインの方はヴィエイユフェルムの赤と違って余韻が長い。

 蕎麦と合わせていい感じでした。このワインの絶妙な甘さ、微かな苦味が蕎麦ツユに合うのかもしれないが、赤ワインでもいけるんじゃない?ガメイとかピノ・ノワールとか面白そう。これからためして茗荷谷。

 いやー盲点だったな。スティルワイン(注4)と蕎麦って合わないもんだと思い込んでた。

 

蕎麦とワイン

 

新しいテーマができたぞっ!これで10やそこら記事が書けるぞ!

 

ところで前回予告していた、真打がどうこうの話は何処行っちゃったのかって?蕎麦をテーマにすれば落語っぽくなるかなと思ったけど、なりませんでしたな。

 ではとってつけたようにヴィンテージを尋ねる場面を時そば風に。

「何刻だい」

「へえ、2017で」

 

 

 

(注1)顧問の造語です。歩くのが好きな健康的な方の「歩こうラー」で使う人がちらほら。アルコールを好きで抜くことができない、で使う人もちらほらいたりもします。顧問のはロックンローラーみたいに一つの生きかた!!!を表現する意味で使います。つまりこのブログが元祖だ!あー苦しい。

 (注2)嘘です、見栄はりました。ビールではなく発泡酒、しかもどこぞやのPB

 (注3)ぐびぐび、変だと思うよね。でもワインをのむ時の擬音語でいいのないのよ。グイグイでもごくごくプハーでもちびちびでも変だし。まさかテイスティングテイスティングとかじゃねえ・・・

 (注4)普通の白とか赤とかの発泡性のないワインのことをスティルワインと呼びます。

 (サゲの注)サゲにもオチにもパロディにもなってやしない。晴れ渡った秋の空みたいにスカーっとかすってますな。季節ももう秋ですし。時節柄よろしいかと。

ああ、もう秋だ。___それにしても、何故、冬に食べられないざる蕎麦を惜しむのか、ワイン兇徒はうみゃいワインの発見を志す者ではないのか、11月第三木曜日の喧騒から遠く離れて。

【2018年11月17日公開 消費税8%】

 

ラ・ヴィエイユ・フェルム・ブラン
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