ブルゴーニュなんかこわくない2

メゾンドテストリュンヌブルゴーニュピノノワール2013

メゾン・デュ・タストリュンヌ・ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2013
今回はブルゴーニュのACブルで

 

メゾンドテストリュンヌブルゴーニュピノノワール2013ボトルメゾンドテストリュンヌブルゴーニュピノノワール2013エチケット

 

 

 

 

 

 

 

 

松戸伊勢丹のワイン売り場で、顔見知りのシニアソムリエのおばちゃんに勧められて買ったピノ・ノワールだす。

で、このワインのことをあれこれあげつらう前にソムリエナイフについて一言。先日職場の同僚とワインのことを話してる中で(この人ワインに全く興味なし)

「ソムリエナイフ?そりゃ一体どんなもんです?」

それを聞いて顧問は思わず「!」

mixiあたりで同じようなワイン愛好家のマイミクさんと普通にやり取りしていると忘れがちだけど、ソムリエナイフを見たこともない人だっているよな~~~。
と今更のように気付いたわけです。

で、このブログ読者にも見たことない人がいるかもしれないので

ソムリエナイフとは  ↓  こんなもんです

 

プルタップスソムリエナイフ

 

 

 

 

 

 

 

 

顧問が持ってるのはプルタップスの2段式引き上げの実用本位の奴
ワインのコルクをきっちり綺麗に抜くにはこれが一番と思ってる。

ただまあやっぱり多少のコツとかはいるわけで、その辺に関しては
別記事として後日アップしまっす。

さて
冒頭書いてたACブルって何ぞやを説明しますと
フランスのAOC法のAppellation d’Origine Contrôléeから来ていて
ぶっちゃけ基準を満たさないものは名乗ることも禁止という法律

Appellation d’Origine Contrôlée
アペラシオン・ドジリーヌ・コントロレ
原産地統制呼称

分解すると
Appellations 呼称
Origine       原産地
Controlees    統制

原産地の中にブルゴーニュを当てはめて
Appellation Bourgogne Contrôlée
アペラシオン・ブルゴーニュ・コントロレ
ブルゴーニュ産統制呼称
(エチケットの写真参照ください)
これを略してACブルとか言ったりするわけですな

*言っときますがEUの規定に従えば今はAOP
Appellation d’origine protégée
アペラシオン・ドリジーヌ・プロテジェ
だって知ってますからね。ただAOC使ってもいいなんてあいまいなルールなんでこれすたれそうな気が・・・現にAPブルなんて言い方誰もせんもんね。

 

ううむ初心者に超不親切な当ブログが急にフランスワイン初級講座を始めてしまったなあ。
きっとソムリエナイフの件で深く反省したからに他ならない(多分)(いつまで続くんだか?)

さてワインの感想。
裏エチケットに「ぜひ大ぶりのグラスで空気に触れさせながら香りを楽しんでお飲みいただきたい」なんて書いてある。

言われなくたってブルゴーニュグラスで飲みますよもちろん。

メゾンドテストリュンヌブルゴーニュピノノワール2013グラスメゾンドテストリュンヌブルゴーニュピノノワール2013ディスク

 

 

 

 

 

 

 

 

1時間放置してテイスティング
透明感のあるルージュ、若いヴィンテージの割に青みが取れていてきれいな赤。ブルゴーニュだねえ。
粘性が強くレッグスがなかなか消えない。
サクランボやダークチェリーの香り、スワリングすると干し草のニュアンス

フレッシュな酸味にとても柔らかいタンニン
結構力強いボディで余韻が長い。アフターに胡椒のようなスパイシーさ。

うみゃい。

最近安さの限界に挑戦しようと、チリのカルメネール、アルゼンチンのマルベック、安いシラーズとか安いテンプラニーリョとかそっちばっかり飲んでたけどやっぱりピノノワールは

うみゃいなあ

【2016年6月14日公開 消費税8%】