安くて美味しいワインなんかこわくない3

・・・・・・ワイン安くなったよね

ボルドーの格付けワインとかブルゴーニュの1erCruとかGrCruとかの話じゃなく
(この辺は変わらず高いしボルドーは年々高くなっている印象)アルゼンチン、オーストラリア、スペインあたりの美味しいワインの話。

ということで安くて美味しいシリーズ3回目は500円台に挑戦(注1)。

トップバリュコンドルシャルドネセミヨン2015ボトル

 

 

 

 

 

 

 

トップバリュコンドルメルロー2015ボトル

 

 

 

 

 

 

 

トップバリュコンドルソーヴィニヨンブラン2015ボトル

 

 

 

 

 

 

 

ヤリワイルドスワンカベルネソーヴィニヨン2015ボトル

 

 

 

 

 

 

 

ヤリワイルドスワンシャルドネ2015ボトル

 

 

 

 

 

 

 

おなじみになりましたこの冒頭書き出しですが、申し訳ござんせんアルゼンチンでもなくオーストラリアでもなくスペインでもなく

チリです。

やっぱり限界がありました。ここまで来るとチリ産さんの出番です。
しかも、今回取り上げるのは全部スーパーさんのPBか、スーパーさんがインポーターを兼ねている、
日本国内においてはPBみたいなノリの2種類です。

 

いや来るとこまで来たな(涙目)
まさか自分がプライベートブランドを紹介することになろうとは

ラフィットとかムートンとかに旨い不味いなんてコメントしていた顧問はどこに行ったんだろう(嘘)

オーブリオンとからラトゥ―ルとかマルゴーとか(嘘)

白い馬とかオーゾンヌとか(嘘)

ペトリュスとか(大嘘)

ジャイエとか(病的な嘘つき)

DRCのロマ・・・誰か止めてくれー!

 

はい気を取り直してイオンさんのプライベートブランドから3名様ご登場

トップバリュ・コンドル・シャルドネ・セミヨン2015
(チリ・セントラルヴァレー)

トップバリュコンドルシャルドネセミヨン2015

 

 

 

 

 

 

 

 

トップバリュコンドルシャルドネセミヨン2015ディスク

 

 

 

 

 

 

 

ほんのりグリーンの入ったイエロー
香りはそんなに強くない。弱いながらもセミヨンの洋梨のニュアンスは感じる。逆にシャルドネの桃系の香りは押さえられている。粘性は弱くサラッとしている。味わいは先ずビター感。このビター感のおかげでシャルドネのコクが抑えられていると思う。すっきりした酸味。シャルドネ&セミヨンのアッサンブラージュは当たること多いな。

 

 

トップバリュ・コンドル・メルロー2015
(チリ・セントラルヴァレー)

トップバリュコンドルメルロー2015

 

 

 

 

 

 

 

トップバリュコンドルメルロー2015ディスク

 

 

 

 

 

 

 

色調は紫を含んだルビー色。コアからリムにかけて均一の色。
粘性は強い。レッグス2本目が消えても3本目が発生する。
ストロベリー(ジャム)の甘い香り、華やかな香りに圧倒されそう
時間経過で温度が上がってきたほうが香りが立ってくる
普通若いテーブルワインクラスはやや冷やし気味のほうが美味しいとよく言うけどこのワインに限っては17℃~20℃でもいいかもしれない。香りが楽しめる。
ほのかな甘み、ソフトな酸味、ボディはスマート。ただややざらついたタンニンが欠点。

 

 

トップバリュ・コンドル ソーヴィニヨン・ブラン2015
(チリ・セントラルヴァレー)

トップバリュコンドルソーヴィニヨンブラン2015

 

 

 

 

 

 

 

トップバリュコンドルソーヴィニヨンブラン2015ディスク

 

 

 

 

 

 

 

やや麦わら色に近づいたレモンイエロー
粘性はわずかにあるくらい。レッグスは1本発生して間もなく消える。
控えめな香りだがしっかり色々なアロマ、グレープグルーツ、パイナップル、マンゴーペパーミントあたりのハーブ系の香り。軽いアルコール感。
フレッシュな酸味とやや高めの苦味。この苦味が時間変化とともに甘味に変わる。アイレンやミュスカデの一部でたまにある上品な甘みに似ている。

 

えーと、次にCGCグループさんがインポータ―兼販売者になってる2名様ご登場

 

ヤリ ワイルド・スワン カベルネ・ソーヴィニヨン2015
(チリ・セントラルヴァレー)

ヤリワイルドスワンカベルネソーヴィニヨン2015

 

 

 

 

 

 

 

ヤリワイルドスワンカベルネソーヴィニヨン2015ディスク

 

 

 

 

 

 

 

チェリーレッドとはこの色だろう、てなぐらいのチェリーレッド。
コアからリムにかけて均一の色。粘性は強くレッグスが複数本出ては消える。
香りはカシス、プラム、杉、弱くインクのニュアンス
ソフトな酸味、ちょっとべたついた甘さが欠点。しかしこのクラスのワインにしては丸いタンニン。ここが美味しさの肝だな。

 

ヤリ ワイルド・スワン シャルドネ2015
(チリ・セントラルヴァレー)

ヤリワイルドスワンシャルドネ2015

 

 

 

 

 

 

 

ヤリワイルドスワンシャルドネ2015ディスク

 

 

 

 

 

 

 

麦わら色。
粘性は中程度。レッグスは発生するが1本出て消える位
香りはよわいな。パイナップルを思わせる香りだけ感じる。
ややぼやけた酸味だが滑らかな甘みが秀逸。
飲み続けてもくどさの揺り返しがこない。
シャルドネ苦手だ苦手だと言い続けてきた顧問ですが
今回紹介した5本のなかでは一番好評価。桃を感じなかった。

桃、桃って言うけどシャルドネの全部に桃が香るかあ?

いや、当然そういうクエスチョンはあるでしょうよ。
顧問はが嫌いなんですよ。
で嫌いな香りには(要素が少なくても)敏感にかぎ取ってしまう
で、「イヤッ」

お前は小学生の子供かっ

いいえ、いい大人の幼児ですっ
楊枝はよく使いますっ
じじいなんで楊枝は心の友ですっ
楊枝がないと生きていけませんっ
イカが引っかかると楊枝でもよく取れませんっ
でも引っかかったイカは楊枝をなん本使っても
取りたいもんなんですっ

 

というわけで次回は安くて美味しい楊枝の4回目
じゃなくて安くて美味しいワイン4回目400円台

いやー、どうかなあ。
そんなもんあるかなあ?

400円も出せば丸いビニール容器500本入り楊枝が4つ位買えるだろうけどなあ(注2)

 

(注)
(注1)2016年12月現在イオン、CGCグループ店舗にて。税込。
(注2)2016年12月現在ネット相場。税込。

【2016年12月23日公開 消費税8%】

 

※でもま、普通「ワイルド・スワン」と言やこっちのが有名。

ワイルド・スワン
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