モンタルチーノなんかこわくない

バルディスーガブルネッロディモンタルチーノ2015

バルディ・スーガ・ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・2015

カルディコーヒーファームで年末に買っといたやつです。シャンパーニュをもう一本買ったら両方10%off。

それまで含めたら税込¥3,000!

KALDIってたまにこういうことやるから目が離せませんね。

 

ブドウ品種は「ブルネッロ」。別名「サンジョヴェーゼ・グロッソ」

「サンジョヴェーゼ・グロッソ」はキアンティ辺りが有名な「サンジョベーゼ」の亜種です。

 

バルディスーガブルネッロディモンタルチーノ2015ボトル

バルディスーガブルネッロディモンタルチーノ2015エチケット

 

生産地モンタルチーノ、ブドウ品種ブルネッロで作ったワイン、ですね。生産地とブドウ品種がそのままワイン名になっているというわかりやすい例ですね。

 

地図出してみます。

モンタルチーノはトスカーナ州のシエーナ県にあります。フィレンチェからだいぶ南に下った方向。モンテプルチャーノの左側のあたりになります。ざっくりですみません。

 

テイスティングコメント行きます。

バルディスーガブルネッロディモンタルチーノ2015グラス

バルディスーガブルネッロディモンタルチーノ2015ディスク

 

青みの取れた綺麗なルビー。コアに凝縮がありリムに向かって透明感が増してくる。粘性はかなり強くレッグスがゆっくり落ちて行く。カシス、ブルーベリー、コーヒーの樽香、少しタバコのニュアンス。

アタックはしっかりした酸味とスムーズなタンニン。酸味とタンニンのバランスが素晴らしい。後から甘みが出現。とても長い余韻に甘みが乗ってくるとでも言うか。

香りはまあまあ普通だけど味わいの複雑さが素晴らしいワインでした。

 

さて「サンジョベーゼ・グロッソ」が「サンジョベーゼ」の亜種だなんてことを聞くと、ああつまり本家じゃないのねとか思うでしょうけど。

その通りです。なのに偉そう(えてして高い)です。後から出てきたくせにね。

「サンジョベーゼ・グロッソ」に追い抜かれちゃった「サンジョベーゼ」には同情を禁じえません。笑えるワインブログの本家なのに無名な当ブログみたいですな溜池。

つくづく「俺って実はキース・ジャレットより前にいたんだぞ。影響を受けたんじゃない与えた方だ。ただやつの方がチケットが高いってだけ」って言いたくても言う機会のなかったジョン・コーツjr.  の忸怩たる思いを想う訳です。(注1)

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノをほめそやすの急にヤになってきたな。キアンティのことでも書けばよかった!どうしてここまで書いてきてちゃぶ台ひっくり返すようなこと書いちゃうんだろう俺ってば。

ちゃぶ台ひっくり返す・・・だと?まるで次週の記事を予告しているような・・・次週「思い込んだらブルネッロ」乞うご期待。

 

 

 

(注1)ジョン・コーツjr.   がこんなことを想ったなんて何処にも記録に残ってませんのでご注意下さい。当ブログ嘘つきブログでございますえへん。

 

キース・ジャレット
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ジョン・コーツjr.
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