キャンティ・リゼルヴァ・サン・コロンバーノ[2010] 今回はトスカーナ
mixi 日記は3日おきぐらいにUPしていたのに
ブログ更新しなくなって顧問はワインを飲まなくなったのか?
と世間ではもっぱらの噂に(なってないなってない)
赤ワインは飲んでたんですよ、ただ白ワインを飲んでなかったんで。
赤ワインのことだって書きゃいいじゃんとお思いのそこのああた!
「ちっちっちっ」*フィリップ・マーロウもしくはサム・スペード風に声に出して読んでください。・・・実際にハメットやチャンドラーの小説の中で探偵が「ちっちっちっ」と言ってたかどうかは寡聞にして知りませんが f(^^;) (^^ゞ
迷走しなきゃツマンナイじゃん!
何のためにワイン飲んでるんだって?
笑いをとるためだよ\(^-^)/
白ワインだったら「美味しくなかった」とか「合わない」とか「失敗した」とか「初めて飲んだ」とかうろうろするところが書けるけど
赤だとなかなかこうはいかない。
今回赤ワインですが、笑かしてくれるワインだったのでUPいたしまっす。
買ったのはハトのマークの某スーパー。白ワイン探してうろうろしてたらこいつが目に入りました。
キャンティ・リゼルヴァが1000円ちょっと!!!
リゼルヴァといや例えばバローロだったら24ヶ月熟成しなきゃダメなはずだよな。キャンティだってたぶん12か月とか24ヶ月とか樽熟成いるんじゃないのかね?それが1000円ちょっと\(゜o゜;)/
手に取ってさらにびっくり。パントがない!!!
あ、ワイン興味ない方へ説明。パントって瓶の底のへっこみです。
つまりこのワインはこう言いたいんだきっと
「そうだよ、俺はサンジョヴェーゼだよ、悪かったな。ネッビオーロの旦那みたいにお高くとまっちゃいないんだよ、だからパントなしさ。澱なんかは出ないんだよ。ああ出さねえよ。大体なんだい熟成、熟成って。澱が出る位まで待ってるってのは。出来たらさっさと飲みゃいいじゃねえか。そんなこと言うが、お前そもそも熟成型のリゼルヴァじゃないかって?ちぇっ、ばれてんのか、そうだよガキの頃は乳母日傘さ、まあお坊ちゃんだったわけだ。瓶になってからはこの扱いさ。名を名乗れって?名乗るほどのもんじゃねえが、俺の名はイタリアワインのキャンティ。へっへ。サン・コロンバーノの2010年」
買いました\(^-^)/
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「まあまあじゃない」
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ボルドーグラスで飲んでみました。
レンガ色までいかないけど熟成の色だ。ちゃんと樽熟成していそう。粘性は結構強い。この香りはチェリー系?あ、裏エチケットに書いてあったわ、野生のチェリーだって。アタックはむしろ弱め。だけどこのスパイシーな感じがキャンティだなあ、アクセントになっている。こなれたタンニンとはとても言えないけど、まあこの辺がグレード的な限界かな。
コストパフォーマンスは高いと思いましたよ。ひっさしぶりのキャンティですが美味しかったです。
【2015年4月12日公開 消費税8%】