ヴェネトなんかこわくない2

ソアーヴェクラシコサンミケーレカルガーテ2014

 

ソアーヴェクラシコ サンミケーレ 2014 カルガーテ 今回は2回目のヴェネト州で

白ワインです
そうっ
顧問の苦手な白ワイン
苦手っつうか経験浅いだけなんだけどね

そういうのを苦手って言う!
はいいい。すいません(平身低頭)

今回は飲んだことのない白ワイン品種を探して
おなじみザ・ガーデン自由が丘 船橋店で
シャルドネでもなくソーヴィニヨンブランでもなくリースリング
でもないのを探してたら出てきたよガルガネーガだって
誰だお前?
と思ったとたん購入してた。

しっかしその前にザ・ガーデン自由が丘 船橋店って
誰だお前?

元祖台湾ラーメンJR名古屋店みたいな
パリス吉祥寺大塚駅前店みたいな
眼鏡のパリミキららぽーとTOKYO-BAY店みたいな
成城石井自由が丘店みたいな
きりがないな

ふと思ったのだが
ザ・ガーデン自由が丘の成城店ってなぜないのかね?
あれば格好のギャグになるのに。

「ザ・ガーデン自由が丘自由が丘店には絶対負けません。うちは自由が丘の元祖。成城石井自由が丘店です」
「成城石井成城店には絶対負けません。うちは成城の元祖ザ・ガーデン自由が丘成城店です」
なんてね

しかし極めつけはなんたって
千葉県袖ヶ浦の東京ドイツ村

同じ千葉でも川ひとつ渡れば東京の
ディズニーリゾート(浦安市)が東京を名乗るのは
まあかわいいほうだとは思うけど。

東京湾越さないと東京にならない袖ケ浦が東京って・・・・
しかも

東京ドイツ村!

地名が施設名に組み込まれてるのって
なんだか「イタイ」よなあ。

で、なんだっけ。
ワインの話だよ。ソアーヴェクラシコ サンミケーレ カルガーテの話だよ

 

ソアーヴェクラシコサンミケーレカルガーテ2014ボトルソアーヴェクラシコサンミケーレカルガーテ2014エチケット

 

 

 

 

 

 

 

 

で、このワイン名のソアーヴェクラシコ サンミケーレ カルガーテとは何を表しているのか?

言葉の意味が解らんので一個一個調べる
ソアーヴェ(地名)・・・・・ソアーヴェ(Soave)は人口6,800人のイタリア共和国ヴェネト州ヴェローナ県のコムーネ。
ソアーヴェ(ワイン名)・・・地域付近の特産品である「ソアーヴェ」は、代表的なイタリアワインの一つである。
ソアーヴェ・クラシコ・・・・生産地域限定のDOC
サンミケーレ・・・・・・・・このワインのブランド
カルガーテ・・・・・・・・・このワインの生産者
調べる中でまたわからん言葉が出てきた、コムーネ?
コムーネ・・・・・・・・・(伊: comune)は、イタリア語で「共同体」を指す語であり、現代ではイタリアの自治体の最小単位(基礎自治体)である。

こんなもん顧問が一個一個分類して書いてるからなんだか理解できるけど、
ネットのワイン屋さんの宣伝文読んだってチンプンカンプン。
ワイン名以外の煽り文もほとんどなに言ってるかわかんないぜ。
あれで本当にワイン売る気あるのかね?
宣伝文でわからなかった言葉を挙げてみると

モンテフィオレンティネ、モンテアルト、ガンベロロッソ、ベーレベーネ、オスカー賞、レチョート用の乾燥室、1986年にカンティーナを設け、アジェンダとしてスタート。エノロゴ、グリーンハーベストを行って余分な葉を落とし、4から6房に収穫量を制限。

WIKIらず辞書引かずで解るのエノロゴとグリーンハーヴェストくらいで他は分かんない。

まあ、ワインなんて香りと味がわかりゃいいんだけど・・・・・・・・・・・・これもわかんねえぞ!

 

ソアーヴェクラシコサンミケーレカルガーテ2014グラスソアーヴェクラシコサンミケーレカルガーテ2014ディスク

 

 

 

 

 

 

 

 

自分のテイスティングノート見ても
控えめな香り、ほのかな甘さ、ソフトな酸味、軽いアルコール感。
なんて書いてある。特徴ないんじゃん。

じゃまずいのか?というとまずくはないんだ美味しいのよ。
ある種の白ワインの難しさここなんだよな。

おなじみ迷走中!

さて次はセミヨンかシュナンブランでも試してみよ。

香りや味より葡萄品種探索に重きを置きつつある顧問でした。

【2016年2月1日公開 消費税8%】

 

 

 

 

 

 

 

シャブリなんかこわくない

 

シャブリヴィエイユヴィーニュ2013クロズリーデアリズィエ

今回はシャブリで。
もちろん顧問が買うんですからグランク・リュでもプルミエ・クリュでもない。お安いACシャブリです。今はAPと言うんでしたっけねああめんどくさい。Appellation シャブリ Protegee (アペラシオン・シャブリ・プロテジェ) 【シャブリという呼称を保護する】

ステファン・ブロカールつう人のネゴシアンもの。
クロズリー・デ・アリズィエなるブランドのヴィエイユ・ヴィーニュです。

ヴィエイユ・ヴィーニュとは何ぞやとお聞きですか?
V.V.とかって表記する例のあれ、ですよあれ、
そうっ! 古木!

このワインには樹齢30年以上の木を使ってるんだって。

 

シャブリヴィエイユヴィーニュ2013クロズリーデアリズィエボトルシャブリヴィエイユヴィーニュ2013クロズリーデアリズィエエチケット

 

 

 

 

 

 

 

 

でも不思議だなあ。
ネゴシアンものでしょ?
ACでしょ?

いろんな農家から買うんでしょ?ブドウをシャルドネを。
古木のだけ買うわけ?それが古木だってわかるのん?
この価格でそんな手間暇かけてられるのん?
ネットでのうたい文句は「上質ブルゴーニュを破格の相場で提供できる仕組みを作り上げました」
クロズリー・デ・アリズィエとはそういうネゴシアン、そういうブランドだそうです。

シャブリヴィエイユヴィーニュ2013クロズリーデアリズィエグラスシャブリヴィエイユヴィーニュ2013クロズリーデアリズィエディスク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いいんだけどさ。美味しかったから。
色は少しグリーンがかったイエロー。

粘性はほぼない、あっさりしている。

ナッツ、はちみつ、柑橘系(レモンというよりオレンジをイメージ)、ほんの少し桃の香り。

実はこのシャルドネに付き物の桃っぽい香りが苦手でシャルドネを敬遠してたんだけど・・・
このワインでは飲む場面では全く気にならない。甘さと苦味と果実味が一挙にくる感じ。

今回妻がカキフライを作ってくれるってんでその晩御飯に合わせてシャブリを買っておいたんですよ。
大正解!
飲んで甘さにうっとり、カキフライ食べたあとに飲むと今度は果実味が押し寄せてくる。

よく牡蠣にシャブリというけど本当だなあ!

え?違う?
プルミエ・クリュ以上の「キンメリジャン」(牡蠣殻を多く含む土壌)と生牡蠣のことだって。

はいはいそうでした。すまんこってす。

もっとミネラル感を前面に出したシャブリと生牡蠣の組み合わせね。
はいはいそうですね。

葡萄の樹の下には牡蠣の貝殻が埋まっている!
これは信じていいことなんだよ。何故って、シャブリと生牡蠣があんなにも見事に合うなんて信じられないことじゃないか。

・・・てか。

クロズリー・デ・アリズィエでもプルミエ・クリュの「キンメリジャン」を出してるじゃないかって。
はいはい。ミネラリーなワインを買え、と。

しかもねー、生牡蠣なんて家庭で食べるもんじゃないし・・・
*実は今回牡蠣のことを調べようとYahoo!知恵袋あたりを検索してたら・・・家庭で生牡蠣~ノロウィルス~悲惨は定番コースなんじゃないの。ガクブル。

はいはいそうでした。すまんこってす。

生牡蠣なんぞ家庭で食うなと。
はいはいそうですね

レストランで殻付きのを食えと
はいはい。

つまり牡蠣にシャブリとはありえない組み合わせだったのだ。

貧者には。

忍者じゃねえぞ。

生姜でもねえぞ

最後のはひねりすぎだぞ

【2015年10月4日公開 消費税8%】

 

 

 

 

 

 

 

ロワールなんかこわくない

ドメーヌデュノゼAOCサンセールソーヴィニヨンブラン2013

今回はワインの価格についてひとくさり。
こんなに価格差があるとちょっとねえ・・・・・という話。

今回はロワールで
ドメーヌ・デュ・ノゼ サンセール [2013]

コストコ行きます。よく行きます。
ピザとか買います。よく食います。
太るんだこれが!
ダイエットの達人を標榜している顧問にとってコストコは天敵なんです。
で、メタボがだんだんひどくなりいつかは点滴する羽目に!
うまいっ! うまかないよ。

で、ワインも買います。
白っぽい店舗証明ピッカピカ、温度管理なんのその、湿度管理何者ぞ。
文句あるなら買うんじゃねえよ的な
実に堂々たる山積み野ざらし的な
ワイン売り場でしっかり買います。

だって安いんだもん。
いつもここで気になるワインを見つけると
スマホですぐに価格調査を始めます。
うむ我ながら実に貧乏くさい。
で、このドメーヌ・デュ・ノゼ・サンセール [2013]
税込¥1,938のネットでの価格を調べると・・・・・・・・・・・・・・・・・・

うむっ!
価格差でコノスル1本買えるではないか
送料まで考えればサンタデュック1本行っちゃうぞよ

これって乗用車1台買ったら軽自動車1台おまけについてくるようなお得感!

ドメーヌデュノゼAOCサンセールソーヴィニヨンブラン2013ボトルドメーヌデュノゼAOCサンセールソーヴィニヨンブラン2013エチケット

 

 

 

 

 

 

 

高いワインを高く売るコンセプトの小売店(例えばデパートのワイン売り場)
こういうところの対抗馬としてネットの酒屋さんの意義は大きかったとは思いますよ。でも送料含めたら1300円近い価格差でコストコが販売しているという事実。実店舗のほうが安い場合が多いということに気づいてますよ。少なくともワインマニアは。

もっとはっきり言っちゃえば
【情報の非対称性にあぐらかいてませんか?ワイン屋さん】
多分家電や車なんかに比べて価格比較される頻度が少ないと思うんだよね
だからワイン選びなんかこわい(というか解らない)
って思われてるんじゃないのかな。
ワイン価格比較のサイトでも立ち上げようかしらん

もっとも5大シャトーやオーパスワンあたりをコストコで買おうとは思わんけど。何度も言うようですが
【金ないから買えないけどね( ̄^ ̄)えっへん】

まさかあの明っかるいショーケースの中のをそのまま販売するとは
思わないけどさ(¬_¬)(¬_¬)(¬_¬)

さて。
ここまで書いてきてテイスティングコメントが全くないということに気づいてしまった。

ドメーヌデュノゼAOCサンセールソーヴィニヨンブラン2013ホワイトグラス

 

 

 

 

 

 

 

 

一応コメント。
グレープフルーツや青りんごの香り、フレッシュな酸味と長い余韻。
わずかな苦味のニュアンスを伴ったミネラル感がいいアクセントになっている。美味っしいソーヴィニヨンブランでした。

うむ、付けたしのようなコメントだ。
真面目なワインラヴァーの皆さんごめんね
このブログいわゆる普通のワインブログと目指してる方向が違うみたい。

【2015年7月12日公開 消費税8%】

 

 

 

 

 

アルザスなんかこわくない

ミューレのリースリング・シニャチュール[2011] 今回はアルザスで
なんでルネ・ミューレってちゃんと書かないんだ?
と不審に思われるかもしれませんが
当主がルネからトーマスとヴェロニクに移ったので
ラベルにルネの文字がないんですと。

いまは正しくはミューレなんだそうです。

今後トーマス&ヴェロニク・ミューレにする可能性もあるとかいうことで。

昨日、帰宅途中Twitterでフォロワーさんが
ミューレに関してそんなことをつぶやいてました。
&とかこの人書いてるけどフランス語的にはトーマスetヴェロニク・ミューレじゃん。
前後カタカナじゃないか!&だけフランス語にしてなんじゃい!

と自分に突っ込み入れつつ読んでました。そうです疲れてます。

土曜も仕事です。貧乏暇なし管理職(ρ_;)
(部下は皆休んどる・・・いいなあ組合員にも戻りたいなあ)

なんかミューレって聞いたことあるなあと思って
家に帰ってクローゼットのぞいてみたら
「ああっ」
いつの間に??誰が買ったんだ??

もちろん自分だけどね \(^-^)/

ルネミューレリースリングシニャチュール2011ボトルルネミューレリースリングシニャチュール2011エチケット

 

 

 

 

 

 

 

何週間か前、デパートのワイン売り場で
「リースリングのアルザスの」適当に選んでちょ。
の世界で買ったんだったわ。名前も忘れとった。
選び方も雑なら保存方法も雑でこんな人間が書くワイン日記が何かの役に立つのだろうか?

例えばワイン選びの参考になりますとか・・・・・・・・・・・・ないな。どう考えてもないな。

「面白くてためにならない」。芸術の目指す方向性の一つさ。ふん。
で、お察しのとうりリースリングもアルザスも初めて飲みます。

迷走復活!

力強く迷走を宣言したところでシニャチュールのお勉強。
シニャチュールと銘してるんで、何なんだと飲む直前に調べました。ネットで同じものを売ってました。その宣伝文句が
「ルネ・ミューレのワインは、これまではいわゆるネゴシアン物となるコート・ド・ローファとドメーヌ物となるクロ・サン・ランドランを中心と したワインのふたつのラインで構成されていた。しかし2008年、INAOのアペラシオン制度の強化を受けて、彼らのピノ・ノワール ・コート・ド・ローファの区画の一部が“コート・ド・ローファ”を名乗れなくなってしまったので、この機に、従来のネゴシアン物である コート・ド・ローファを“Signature(シニャチュール)”
という新たなラインとしてリリースすることになった。
近年、目覚ましく向上を続けたコート・ド・ローファのワインは“Signature(署名)”の名前の通り、ルネ・ミューレのお墨付きワイン」

だって。

そもそもINAOて、なんなのさ。
Institut National des Appellations d’Origine
(国立原産地名称研究所)
だって。そんなのがあったのか。

しかしそんなことより、何度読みなおしてもこの宣伝文句がよくわからない。

ネゴシアンものつうんだから自分とこの畑じゃないわけで。彼らのピノ・ノワール ・コート・ド・ローファの区画の一部が“コート・ド・ローファ”を名乗れなくなってしまったので???
彼らの???

つまり契約農家(もしくは下請け)(あるいは請負)みたいな位置付けなのかな。
そすっとこういうことになるぞ

「我々の下請けの畑が原産地統制呼称の厳格化の影響を受けてAOCコート・ド・ローファ を名乗れなくなってしまったが、ミューレファンの皆様心配ありません。このワインはミューレであるとミューレが認めました。だからミューレです」

だんだん考えるの面倒になってきた。
飲みました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「うーん」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

白ワイン用グラスで飲んでみました

ルネミューレリースリングシニャチュール2011ホワイトグラス
リーデル<オヴァチュア> ホワイトワイングラス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

色はレモンイエロー。微妙にグリーンが入ってるかな。粘性は弱くてさらっとしている。香りは面白い、青りんごに火打石(すいません赤の他人のワインブログに書いてありました)。このスモーク感が火打石なのか?いいやそういうことにしとこう。きりっとした酸味にドライ感。こう書いてくると美味しかったという結論が出そうだけど。ある種のシャルドネと反対側にあるくどさというか・・・・。シャルドネが甘さの先にあるくどさだとしたら。これはドライ感の先にあるくどさって感じ。うーん
迷走の旅は続きます。

【2015年3月15日公開 消費税8%】

 

下の広告はこれのビオ版です。この記事を書いた2015年にはこれのビオなんかなかったけどなあ。

 

 

 

 

 

 

シチリアなんかこわくない

フェウド・アランチョ・グリッロ[2011] 今回はシチリア。
仕事が忙しくて忙しくてここ最近はワイン飲んでる暇もなかったですよ。
でも、忙しいさなかでもワイン屋さんには行くわけで、なぜグリッロなんてマイナーなブドウ品種を選んだかの顛末でございまする。今回は某家電量販店での話。某家電量販店のリカーショップのワインが実は(送料考えると)ネットより安いのは有名な話で、たまたま日帰り出張~直帰のパターンで立ち寄ったと思いなせえ。
ちょい高コーナーでシャトーラグランジュ2005年が、信じられない価格だったのでどうしようかなと思ってうろうろしてたら、明らかにワインアドバイザー【じゃない】お姉ちゃんが

「試飲してくださーい」ときたもんだ。
で、このファウドアランチャの赤から勧められて

「1000円台ですけど3000円くらいの価値ありますよー

試飲しました・・・それほどのもんかねえ

「田崎真也さんもお勧めしてますよ、ご存知ですか有名なソムリエの」
知っとるわい。「そしたらヴィノテークかなんかに載ってたの?」
「ヴィノ?なんですか。私あんまりワイン詳しくなくて」
をいをい。「田崎さんが発行人やってる雑誌だよ。田崎さんのテイスティング記事が沢山載ってるよ」
「そうなんですか、ワインお詳しいんですね」
いやワイン雑誌ならくわしいけどね。

でもこのお嬢さん若くてかわいいな。ショートカットだし。
賢明な読者はお気づきでしょうか?お姉ちゃんが急にお嬢さんになっていることに。

「安くておいしいワインとか教えてくださーい

をいをい。でもにこにこ。「白ワインよく知らないんで、赤ワインに限った話になるけど・・・チリには安くて美味しいワイン多いよね、そこにもあるでしょコノスルとか。あとパスカル・マーティがやってるワイナリーなんつったっけな・・・そうそうディオニッソスワインズ。メルローもカベルネソーヴィニヨンもどっちも美味しい。国産だとメルシャンのアンサンブル藍茜はお勧めかな、ワイン系ブログにもよく取り上げられてるね」

「ここにありましたっけ?」

をいをい。でもにこにこ。「残念だけどないみたいだね。ニューワールドワインまでよく揃っていて、国産ワインになると途端に貧弱になる売り場多いよね。あ、ごめんね。品揃えの悪口言っちゃって。でもサントリーの登美の丘は置いてあるし、まだここはいいほうだよ」

「メルシャンのなんでしたっけ」

「藍茜。普通のスーパーでどこでも売ってるよ。あ、あとブルガリアのエニーラってワインは美味しい、でそのセカンドがまた安くて美味しい。イージーバイエニーラって名前。なんかすごいネーミングだけどね」

急に饒舌になる顧問でした。
とても楽しく談笑していて最後に試飲したのがこのグリッロ

買いました\(^-^)/

ファウドアランチョグリッロ2011シチリアIGTボトル

ファウドアランチョグリッロ2011シチリアIGTエチケット

 

 

 

 

 

 

 

試飲で買うなんてめったにないけど、一目惚れ。感じたことのない味わいで(白ワインまだ10本も飲んでないのに感じたことのない味わいもないもんだ)
思わず即決しました。

決して決して勧めてくれたお嬢さんが若くてきれいだからではない。     断じてない、誓ってない、嘘偽りなくない、天地神明に誓って ・・・・・・ない。

 

ファウドアランチョグリッロ2011シチリアIGTホワイトグラス
リーデル<オヴァチュア> ホワイトワイングラス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・「美味しい」

やっとゲトした白ワイン用グラスでございます。

レモンイエロー。輝きのあるディスク。粘性はほとんどなくさらっとしている。控えめな白桃の香り。ネットで煽っていた紅茶、ジャスミンの香りは感じなかった。つーか、わかんなかった。同じくネットで煽っていたビター感はわかった。ブラックチョコレートに近いかなあ。
特徴は若いワインの特徴だろうと思う。
しかし若くて(安い)ソーヴィニヨンブランのピリピリ感はない。
アリゴテの「俺は酸味だあ!!!」みたいな極端な酸味主張もない。
マロドネ(あ、マロラクティック発酵シャルドネを勝手に縮めました)のくどさもない。
こう特徴が控えめだと白ワインに偏見を持っていた以前の自分だったら    【水っぽい】とか【赤ワインみたいにアグレッシブじゃない】なんて文句言ったかもしれない。
今の私が表現するなら【上品】
納得の白ワイン2本目でした。
だんだん美味しい白ワインに当たる確率が増えてきました。
それとも身体が白ワインに慣れてきたかな(^^ゞ

【2015年2月15日公開 消費税8%】

フェウド・アランチョシリーズはどれも美味しいので、各種扱っているこちらのショップのシリーズ広告どうぞ。

 

 

 

 

 

 

 

ブルゴーニュなんかこわくない

ドメーヌ、エマニュエル・ルジェのブルゴーニュ・アリゴテ[2010]

今回はブルゴーニュの白ワイン。しかもアリゴテ。アリゴテって???
本当はソーヴィニヨンブランかリースリングをチャレンジしようと探してました。
デパートのワイン売り場、2店目。
「ないなあ」
その時目に入ったのがエマニュエル・ルジェ3000円台の白ワイン
ルジェ?

ワインアドバイザー(多分)のお兄ちゃん呼びました
「これはっ!あのルジェ?」
兄ちゃん思い切りドヤ顔で
「そうですあのルジェです」
「ええええ?白ワインだとこんなに安くなるのっ!」
「白だからってこともありますがアリゴテってシャルドネに比べて格下だという評価みたいです。シャルドネより酸味が強い品種ですね」
「俺、シャルドネって飲み疲れしちゃうんだよね」
「だったら絶対おすすめですよ」
「値段もそうだけど、よく仕入れできたね。
ルジェだのフーリエだのの低価格帯はネットだってめったにお目にかかれない」
兄ちゃん再びドヤ顔で
「うちでも常に仕入れできるわけでもありません。インポーターさんとの特別なルートで・・・」

買いました\(^-^)/

ブルゴーニュアリゴテ2010ドメーヌマニュエルルジェボトル

ブルゴーニュアリゴテ2010ドメーヌマニュエルルジェエチケット

 

 

 

 

 

 

 

兄ちゃん、なんて扱いやすい客なんだ、と思ったろうな。
でもいいやルジェだぜ。

帰ってネットで調べてみたら、どこ探しても、どのヴィンテージでも(完売御礼)。
・・・だよなあ、最初からあきらめてるもんなあ。普段ルジェなんて探しもしない。
AOC的にはブルゴーニュ・アリゴテという統制呼称なんだ。ブルゴーニュ全域で栽培されたアリゴテ種を使った白ワインに限られる。
なるほどね。逆に言えば1er Cruとか村名とかACブルとかのヒエラルキーがないわけね。好感!
ヒエラルキーなんぞ会社だけで十分だっ(涙)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「美味しい」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ボルドーグラスとブルゴーニュグラスで飲み比べしてみました
*白ワイン用グラスは近日堂々入荷予定(リーデルをっ!)

ブルゴーニュアリゴテ2010ドメーヌマニュエルルジェボルドーグラス
ボルドーグラス

 

 

 

 

 

 

 

ブルゴーニュアリゴテ2010ドメーヌマニュエルルジェブルゴーニュグラス
ブルゴーニュグラス

イエローが際立ってる。
素晴らしいなあ、この酸味。

でも微妙な雑味を感じるなあ。この苦味は赤ワインのタンニンに相当すると解釈すればいいのかな?
アリゴテでも多少は感じる。
でもブルゴーニュグラスの場合それがほぼ消える。ボルドーグラスの場合舌の奥に直接落ちる部分が多いんだろうな。
近年研究では味蕾分布という考え方は否定されてるそうだけど舌奥がより敏感だということは間違いじゃないらしい。
アフターを感じたくてわざとそういう(下の奥に落っことす)飲み方をしているのかもしれない。
悪い癖になっているのかもしれない。
ブルゴーニュグラスはそんな悪い飲み方を矯正してくれてるような・・・・

昔の野球漫画にあったな、大リーグボール養成ギプスとかなんとか、あんな感じ
(例えひど過ぎ!もっとセンシティブな文章書かんと)
ネットで煽っているキレの良い辛口。まさにその通りだな。

なかなか見つからなかったけど、白ワインで納得の1本に初めて出会ったかもしれない。

【2015年1月10日公開 消費税8%】

 

※何年ぶりに検索したら出てますねヴィンテージ全然違うけど。ほとんどのショップが後1本のアナウンスなのに残り何本の表記なし。さすがうきうきさん。【2020年06月27日追記】